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あんどうりす の りす便り

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2011年07月09日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
防災のワークショップで2回以上の連続講座の際は、
じっくり3月11日の各自の体験をお話していただいています。

同じ地域でも全く違う揺れや被害の体験があることがわかり、
気づきがたくさんあります。

大きな被害のなかった所では、
被害のひどい所に比べるとたいしたものではないからという
思いもあるでしょうし、体験を共有する機会自体が意外と
少ないのかもしれません。

そのため、ほとんど報道されていなかったと思うのですが、
都内近郊の小学生がうけた被害、地域が違っても
同じケースがかなりの頻度であることに気づきました。

地震の時刻はちょうど小学生の帰宅時間でした。

こどもたちが被災したのは学校でした。

ですが、学校のある地区では震度3程度だったり、
被害が少なかった地域であるケースであった場合、

こどもたちが、普通に下校してしまったのです。

大地震だったら、学校に留まっていた事でしょう。
親とのひきわたし訓練なども各地で行われています。

しかし、学校で被害が少なくても、
親のいる地域で被害が大きかった場合、親が戻れません。

園児はそのまま預かっているケースがほとんどですが、
小学生の多くは、余震のある中、家に帰されました。

途中の道で揺れていて怖かったという証言もありました。
落下物がありそうな場所のチェックも事前に行っていませんから、
わけもわからず、歩いていたという子もいます。

家につくと誰もおらず、鍵を開けられる子は家で、
夜中の11時までずっとうずくまって
余震にたえていたという話もありました。

家に入れないので、友人宅に行ったという子もいました。

親が戻れなくなったのは、仕事に限らず買い物や所用で被害がひどい地域にいたということが
ありえますから、こどもたちは学童にもいっておらず、家にしか戻る場所がない子がたくさんいます。

学校の被災が少なくても、避難所となるような小学校からこどもは帰すべきではないという教訓が生まれていたらよいのですが、そうしたところもあれば、教訓にしていないところもあるとの声がでています。

都心近郊の学校は、震源地確認だけでなく、親のいる確率の高い都内の情報も 各地の自治体メールに登録したり、サイトに登録したりアプリを活用して、入手していていただければと思います。

そして、親たちが戻って来れない可能性も考慮して、学校で待機させる手段を積極的にとれないものでしょうか?

避難所開設指示がでていないとしても。


震災前から、「親達にあわてて迎えに来なくていいから、園にいるほうが安全だから。食料もあるから、大丈夫」といってくれている園があることを以前紹介しました。

私立の中学校でも同じお話を聞きました。

「電車などでこどもたちを帰す方が危険だから、学校で預かります。
学校には1週間の備蓄があり、テントもあります。
学校のほうが安全です。」

そういってくださるところは、心強いですよね。

各地にそういう学校が広がりますように。

連絡のとり方同様、情報の把握の仕方も、もっとよい手段がありますから、
学校が行ってきたいままでのシステムにとらわれずに、柔軟に検討していただきたいと思います。







ですが、たいしたことなかった場合、けれども、親がいる場所で、








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Last updated  2011年07月09日 21時24分10秒
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