あんどうりす　の　りす便り

余震も含めて震度３以上の地震が気になるこのごろです。

東海地震は安政東海地震をモデルにしているのですが、歴史上はいろいろなパターンがあり、モデルの見直しという話もでています。

ちょうど９月発売予定の本にまとめた資料（いま原稿書きの最中）があるので、掲載します。

同じ震源域のプレート境界型地震でもパターンは異なる　東海地震は1854年安政東海地震をモデルにして対策されているが、想定外を想定しておく必要性が指摘されている
? ６８４年　白鳳南海地震　南海地震＋東海地震　伊豆諸島の噴火を誘発？
? １４９８年　東海地震　津波により浜名湖が外海とつながる
? １６０５年　慶長東海地震　津波が発生した日に地震の記述がない。M８クラスだが揺れがなく、津波だけ発生。（ゆっくりすべったという説も）
? １７０７年　宝永東海地震　M８以上　南海地震と同時発生　翌日に最大余震　震度６弱以上　大規模な山地崩壊　崩壊により富士川をせき止め天然ダム決壊　富士山群発地震（直下型）と噴火の誘発（４９日後宝永噴火）
? １８５４年　安政東海地震　記録が多い。３２時間後に南海地震　清水港の土地の隆起　１０か月後に最大余震　震度７も


また、津波対策ということで、ずっとライフジャケット装備を書いてきました。
配備する学校も増えてきました。
今後の流れになると思いますので注目しています。


和歌山の学校でライフジャケット配備の動きのニュース



和歌山テレビHPより引用

また県は、津波到達時間が３０分程度と想定されている日高郡から南で津波の浸水予測地域にある、県立神島高校と県立串本古座高校のすべての生徒、教職員にライフジャケットを配備します。また同じ地域の幼稚園や小中学校、社会福祉施設には、ライフジャケットを配備するための助成を行なうことを決めています。