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あんどうりす の りす便り

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2013年06月01日
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フジテレビ 人生の正解テレビ これがテッパン 5月24日放送 
人生のSOS 危機からの脱出という番組がありました。
川で人が溺れてしまった どうやって助ければいい?と川での救助の方法が紹介されていたのですが・・

4択で答えを選択するものなのですが、裸になって衣類をつかませる が正解になっています。
これは、絶対にやってはいけないことです。
内容はこちら

せっかく救助の方法を特集して、命を守ろうとしてくださっているので、ダメだしをするのは心苦しいです。
ですが、これから、川に行かれる人が増えてきます。放映されただけでなく、HPにも掲載されています。
フジテレビさんにもメールしておきましたが、緊急性が高いと判断しましたので、ブログにも掲載して注意を喚起しなくてはと思ったしだいです。

川では、水の泡ができるだけで比重が変わり、どんなに泳ぎがうまくとも自力で浮かび上がれなくなります。水圧で岩にはりついてしまうような、トラップになるところも多数あります。PFD(ライフジャケット)がないのであれば、絶対に救助してはいけません。
PFDがあっても、映像にあるような激流では、スローロープなどのロープ&スキルがないと救助できません。
自らの安全を確保できてこそ、はじめて救助が可能です。

川に入る人も救助する人たちを危険にさらさないように必ずPFDをつけなくてはいけません。
救助されやすいディフェンディングスイムの方法も、マスターしてください。
川下に足をむけて、お腹をラッコみたいに上にだして、岩をみつけたら蹴ることです。

テレビでは、どうか、川に入る心得を積極的に報道してください。まずは、それが人生の正解ではないでしょうか。

低体温症になる危険も注意書きにはありましたが、川の水温は海よりも低く、急速に低体温症になります。
急速に意識を失うので、注意していても対応しきれません。裸になること自体が全く推奨されません。
川の達人といわれる方でも、ちょっとした油断で低体温症で亡くなっているのを、実際にいくつも知っております。
注意書き程度ですむ問題ではないと 感じております。

溺れている人を助けて感謝状が送られたという報道がよくあります。
悪いとまではいいませんが、正しい救助法が報道されないのに、安易な方法での、たまたま結果的に死者がでなかっただけの方法を勧める結果になってしまうことを危惧しています。多くの方が救助で命を落としています。

どうか、リバーレスキューのプロフェッショナルである
RESCUE3 Japan の藤原尚雄さんに早急に連絡をとっていただき、正しい川での救助法を放送してしてほしいと強く願っています。

川に多くの人が入る前に、番組をつくりなおしていただくなり、HPを訂正していただくよう、どうかお願いいたします。

監修はライフセーバー協会の石川仁憲さまとなっておりましたが、この方も27日の段階で、以下のコメントを発表されており、この場合は、裸になって救助するのが、答えではないとコメントされていることをネットで見つけました。

こちら

番組が訂正されるまで、どなたかが真似されて 大切な命を落とす事がないように祈るばかりです。

上記 石川さまの文書にもありましたが、映像録画後にコメントを求められたそうですが、プロの指導なしに映像を撮影されること自体、とても危険です。たまたま瀞場が下流域にあり、そこで救助が可能になったようですが、そうであるなら、裸になったことで助かったのではなく、瀞場があった事によるものだと思われます。撮影される方々にも心配される方がおありだと思うのです。どうか命を大切にしていただきたいと願っております。





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Last updated  2013年06月01日 22時16分34秒
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