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カテゴリ:防災
防災講座で使う資料で、赤毛のアンの舞台、プリンスエドワード島の交通事情を説明する時があります。妹家族が住んでいるので、何度か行って衝撃を受けたのです。
こどもたちに交通安全を教える訳ではない。こどもは大人が守らなければならないという共通の認識があるので、大人がルールを守る。こどもがいれば当然減速する。 なぜ、日本ではこどもにせっせとルールを教えるのに、クルマを運転する人が全く守らないのか。 防災も交通事故防止も、こどもに小手先の対応を教えるのではなく、社会が根本解決をする必要性を感じています。天井やブロック塀を放置して、こどもに防災グッズだけ与えるなんて、発想が逆。 根本解決を求める説明する資料として使っている。 この話にとても共感してくださった参加者の方がいました。交通関連のDVDを制作会社の方。コラボしてできそうな事がありそうと今後の展開が楽しみで、モータージャーナリストの夫とともにまたお会いする為のアポをとった所♪ こちらの京都の八幡の事故は、常習で危険な運転をされていたという証言があちこちであります。こどもの命が脅かされるのは本当にやりきれないです。とにかく重症の子の無事を願っています。 現在の誰もいないところで見落としやすい表示の一時停止をこまごまと捕まえる行政罰よりも、事故につながるクルマを取り締まることができるエビデンスに基づく罰則つくりが必要と考えます。 また根本的に、こどもたちの安全にお金をかけることを是とする社会つくりが必要と考えています。 例えば、クルマが通らない こどもが通学する為の道が普段からあれば、こどもは安全ですし、津波などの災害時、クルマに気をつけなくていいので駆け上がるのもスムーズ。自転車を使って逃げることもできる。巨額のお金が必要だが、金銭的にも、人が住んでいないところに巨大防波堤を作るよりもずっと実効性があるのでは?と思います。試算してみたい所です。 追記 モータージャーナリストの夫のブログ。まだあまり指摘されてないイタリアの制度やクルマの制御システムについて記載。いいクルマに乗れる人はマナーのよい人という+の制裁も大事かも。→京都府八幡市のスポーツカー暴走事故を考える。 写真はプリンスエドワード島の信号のない歩道。こんな歩道でも絶対クルマは止まってくれるので安心。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年09月25日 12時49分12秒
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