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こんにちは。 めちゃくちゃ寒いです。 一昨日は夜に雪が降って昨日の朝はうっすら積もってました。 今朝もぶるっっってなるほど寒いけど雪は大丈夫。 あったかスープ料理が恋しい季節になりました。 さて、火曜日に書いた娘の学級閉鎖騒ぎ? その日はギリギリ9名でなんとかしのいだのですが・・・ 昨日は10名になったらしく給食が終わって5時間目から 金曜日まで学級閉鎖となりました(-_-;)ふぅ。 新型と確定しているのはクラスでも2名らしいのですが 季節風だったり風邪だったり・・・急に寒くなってきたし 学習発表会も終わって子どもも少しほっとしたのかしらね? これでは確実に冬休みが短くなるでしょう。 うれしいやら困るやら・・・ 今年も正月明けに娘と実家に帰ろうかと思ってたんだけど 冬休みがどうなるかわからないから計画を立てられません。 全国でも学級閉鎖に学校閉鎖続出みたいですね。 早く落ち着くことを祈ってます。 さて、今日は最近呼んだ本をご紹介。 帰りたい。20年前にダムの底に沈んだ生まれ故郷に・・・ 帰ることはできないんだけど帰りたい・・・ 色んな意味の「帰りたい・・・」があるのかなぁ~と思う本でした。 この本の中の「ライオン先生」の言葉で「箸にも棒にもかからないなら スプーンをつかえばいいじゃないか」そんな言葉が印象に残りました。 父の転勤で転校を繰り返す吃音のある少年の物語。 思うこと・言いたいことをうまく伝えられないもどかしさ 吃音でなくてもうまく伝えられない時期・・・ 著者が経験した少年期の心の本だと思います。 とにかく暗い。読んでていやな気持ち、悲しい・・・ 負の気持ち満載でした。今まで読んだ重松さんの作品から 考えるとほんとに同じ著者かとおもうほど暗い本です。 ここまでマイナスを作らなくても・・・って思いました。 これが映画になってると知ってなお、びっくり! R12指定らしいのですが、そんなものではすまないくらい 残酷なことばかりです。ただここまで一人で全部背負う 中学生がいないにしても現実でも起こってることだろうと 思うと寒気がしました。主人公を「おまえ」と表現するのが 私には読みづらく内容に対する不快+αになりました。 それが狙いなら術中にはまってます(-_-;) 犯罪加害者・その家族のお話です。 「犯罪を犯した人・家族は差別されても当然」という言葉が とても印象に残っています。罪を償っても、関係のない家族だとしても それでもやっぱり私自身も関わりを持ちたくないと思うだろうから。 これはテレビで映画版を数年前に見ましたが、映画もなかなか よかったです。白夜行といい山田孝之さんが好きだけなのかも♪ 不治の病で死を間近に迎えた息子がどうしようもなかった父の 過去に行くというSF的なお話ですが、とってもよかったです。 「生まれてきてシアワセだったのかな」悲しい部分もたくさん あるのにほっこりした気持ちになれる本でした。 薬丸岳さんの本これで制覇かな? 今までの本ではやりきれなくなる気持ちが残るものが 多かったのですが、この本は「悪党」になりきれなかった 主人公にほっとしました。被害者家族のことを思うと 罪を償ったとしても失ったものの大きさを考えると 加害者に対する思いは計り知れないと思いました。 死刑制度・冤罪に対するお話です。 私自身死刑制度に対しては反対ではありませんが 冤罪は絶対にあってはならないものだと思います。 人はここまで強くなれるんだろうか・・・ ここまで誰かを守れるものだろうか・・・ 死を目の前にして意思をここまで通せるものだろうか・・・ びっくりする結末に色んな思いが残りました。 犯罪時刻に記憶をなくした冤罪を晴らすことを依頼された 元刑務官と傷害致死事件を起こし罪をつぐなったばかりの青年。 刑務官の職務として処刑を行わなければいけなかった苦悩。 青年の過去に恋人を守ってあげられなかった苦悩。 加害者になってしまった息子の家族の苦悩。 傷害致死で息子を失った父の苦悩。 色んな苦悩があるけど悲しくなる話ではなかった。
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