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桃の節句、ひなまつりでもある今日は、別火(わかれび)とも呼ばれます。 別火(わかれび) = 桃の節句。燗をやめることをさす。
ところが先日買った『dancyu 2016/3月号「今回は、お燗」』を読んでいると、 「平安時代の貴族、藤原冬嗣の家言『貞順故実書条々』に、9月9日から3月2日までは燗」という文章がありました。 ネットで 平安時代は今日から燗酒を飲まなかったんですね。 では別火はいつ頃まで? その答えもdancyuにありました。 江戸時代に来日したポルトガルの宣教師、ルイス・フロイスは「日欧文化比較」に「日本では(酒を)飲むとき、ほとんど一年中温める」と書き残しています。 今も炭火でお燗をつけてくれる店があるそうです。残念ながら私は経験がありませんが、一度飲んでみたいものです。味が違うんでしょうかね。 別火(わかれび)という言葉も遠い遠い昔のものになっていきます。
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最終更新日
2024.10.27 12:11:41
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