カテゴリ:映画
10:30~の朝一番の上映から、立見席もなくなるほどの混みよう。 1994年、アフリカのルワンダで長年続いていた民族間の諍いが大虐殺に発展し、100日で100万もの罪なき人々が惨殺された。アメリカ、ヨーロッパ、そして国連までもが「第三世界の出来事」としてこの悲劇を黙殺する中、ひとりの男性の良心と勇気が、殺されゆく運命にあった1200人の命を救う。 (ホテル・ルワンダ公式サイト) フツ族とツチ族の歴史や、大量虐殺までの道のりにも、 軽く触れられている。 「アフリカのシンドラー」と呼ばれたこの男性の話からは、 思想的なものは感じられない。 家族を救いたいという思いと、 それに関連し、成り行きで行ったことなのだろう。 もうだめかと思う場面を、 機転と、話術で何度となく潜り抜ける。 その度に、客席からは涙と、安堵の声が聞こえる。 人はこれほどまでに残酷になれるのかと思いつつ、 アフリカに興味を持ち始めていることに、気付いたりして。 関連サイト ホテル・ルワンダのモデル、ポール・ルセサバギナ氏のシンポジウム 違った面も見える、駐日ルワンダ大使のコメント 「ホテル・ルワンダ」日本公開を応援する会 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.06 00:47:44
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