カテゴリ:本・読書
クリティカル・ワーカーの仕事力 久しぶりに興奮しながら読んだ本。 ソフトウェアメーカーのワークスアプリケーションズの提唱する、 独自の人材論について書かれています。 ワークスでは、採用コストが販売マーケティング・コストを上回るほど、 人材の採用に力を入れているそうです。 そして欲しい人材は、「クリティカル・ワーカー」と呼ばれ、 「自ら前例のない仕事に取り組み、自らの思考、発想でブレークスルーする人材」 と定義されています。 クリティカル・ワーカーと対比されるのが、 ルーチン・ワーカーであり、それぞれに向き、不向きがあるとのこと。 この本では、クリティカル・ワークを実現するための理論、 どのような生き方をすればよいか、についても述べられています。 面白く感じたのは、クリティカル・ワーカーの定義に加え、 企業そのものの在り方。 ワークスの企業ビジョンには、「日本企業の情報投資効率を世界レベルへ」 とともに、「日本のクリティカル・ワーカーに活躍の場を」という項目もあります。 企業とは、人を育てることで社会に貢献する場でもあると、再認識したのです。 ●心に残ったことをいくつか ・クリティカルワーカーとは、自らの頭脳をフルに駆使して一連のブレークスルーの流れを完成できる者のことだ。自分の頭で考え抜いた理想の目標、その現実とのギャップの分析、そしてそれを打開するさまざまなアイデアを出した後に、それを組み合わせることによってブレークスルーを実現する。 ・クリティカル・ワーカーを目指すならば、一切の自己規制をはずして発想する必要がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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