カテゴリ:映画
13日の「世界一受けたい授業」の3時間目。
「武田鉄矢流 物語を100倍楽しく読む方法!」で、 武田さんが、桃太郎やかさ地蔵などの御伽噺の意外な捉え方の授業をしていた。 桃太郎はぐれていた、おじいさんは行きはお地蔵さんが見えていなかったなど、 御伽噺の捉え方を変える面白い内容だった。 どれだけ目の前のことに想像力を働かせられるか、という点では、 この「ダーウィンの悪夢」は現実が想像をはるかに超えている。 先日のエンロンに引き続きこちらもドキュメンタリー。 普段食べている白身のフライがどこから来たか、 どんな社会的影響を持っているのか、なんて想像したことがあるだろうか? この映画に出てくる“白身魚”ナイルパーチは肉食で、もともとヴィクトリア湖にはいなかった。 生態系を壊して大繁殖したが、輸出に重宝されたため、人々に漁業での益をもたらした。 ヨーロッパが第1位、日本は第2位の輸出先だという。 映画館の出口で「問題がいっぱいあるのは分かったけど、ありすぎて何もできないね」 との会話が聞こえたが、まさにそんな感じ。 まずは知ることが大切なんだ、ということだろう。 音楽もなく、とても近い距離で撮影され、次第に本音を聞きだしていく。 始めは口の堅かった人が、少しずつ悲しい感情を話してくれる。 一人一人が苦しんでいて、でも生きるために生きている状態。 世界中のどこでも、魚がダイヤモンドに変わったり、バナナに変わったりするものの、 同じことが起こっているという。 だれかが得をするように、できているようだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|
|