081264 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ミッション実現への道

ミッション実現への道

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2007.01.26
XML
カテゴリ:本・読書

ロスチャイルド家

ヨーロッパで最大の財閥を築いたロスチャイルド家。
その事業はワイン、スエズ運河、鉄道、
そしてツタンカーメンの発掘にまで及んでいるのだから、驚くばかり。

ヨーロッパの5つの国に分散したロスチャイルド家の5人の息子は、
国債の発行を手がけていたために、国々の争いを避け、
ヨーロッパ全体として国の価値を上げて行くような、
EUさながらの仕組みを作っていた。
ビジネスをうまく行かせる方法として、このような体制をとっていたのだろう。

ロスチャイルド家の三男ネイサンの逸話は興味深い。
ワーテルローの戦いの際、イギリスが勝ったにもかかわらず、
逆に公債を売りたたき、底値になった時を見計らって買い占めた。

さらに興味深いのは、5人の兄弟が誰を出し抜くでもなく、
協力し合って訪れる危機に対応していること。
その財力や、国の力に大きく影響を及ぼし、市場を変動させるものだった。

一つ一つがばらばらに動けばすぐに折れてしまうが、
結束してこそ、強い力を発揮できる、とした初代マイヤーの教え。
それを守った結果だったという。

ロスチャイルド家の強さは、ヨーロッパ中に張り巡らされた、
情報網からもたらされる情報とその速さ、
結束力、目的に沿った客観的な目を事業に持っていたことだろう。

世の中の動きに対して、予測に基づく準備をしておくこと。
ストーリーを持っておくこと。
まだまだ知らないことだらけだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.01.29 00:32:07
コメント(0) | コメントを書く
[本・読書] カテゴリの最新記事


PR

Profile

riyo9710

riyo9710

Calendar

Archives

2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12

Category

Comments

best ipad application@ IPADALL ---------------------------------------…
riyo9710@ Re:同じく思うこと(05/03) tom909さん >消費カロリーの最大化 こ…
tom909@ 同じく思うこと 私も最初はなんとなく健康な感じで、走り…
riyo9710@ Re[1]:本に書き込みできない方へ(05/05) Takezo!?さん そうなんです(笑)。 ど…
Takezo!?@ Re:本に書き込みできない方へ(05/05) > 昨日届いた母からの郵便物 あはは~…

© Rakuten Group, Inc.
X