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足痛である。
左の足裏の親指の付け根部分が痛く、それがジンジンと、 足全体に響く感じ。 で、これは4年に一度くらい発生する、常習犯でもある。 ひねったとか、打ち付けたという理由のあるものではなく、 ちょっと休んだら?という体のシグナルのような気がしている。 以前同様に足が痛くなったのは、ミャンマーを旅している時だった。 この時は足痛にもかかわらず動き回った挙句、足がぷっくりと腫れてしまった。 そこで、お世話になっていたゲストハウスのオーナーに相談したところ、 病院に連れて行ってくれることに。 連れて行ってもらったところは、まさしく下町の「赤ひげ先生」。 普通の家のようなところが診療所となっており、 高齢のおじいさん先生が診察してくれた。 足を診て、それから両方の手をじっくりと観察。 便通や食欲その他、同様の症状が過去にあったか、という非常に的をついた質問を受け、 にが~い薬を処方された。 3~4日で治まりますよという説明のとおり、 この薬を飲んでいたら、不思議と治ってしまったのだ。 所変わって日本。 漢方と西洋医との違いはあれど、いわゆる不定愁訴的な、 原因のわからない症状には非常に冷たい対応。 医療方法の違いがあるので無理はないとしても、 診察する医師の言葉遣いや診方で、 原因がわからない症状に対するぞんざいさが伝わってくる。 上記の例で言えば、ミャンマーと日本で受けた診療に対する満足度の違いは、 その結果よりも、診察の過程にある。 一人一人にとっては不調・不安があるわけで、 きちんとそれを聞き出してくれるだけでも、得られる満足感は全く異なる。 ほんの1~2分、時間を追加して聞くだけでよい。 つまりは、目の前のことが作業になってしまわないことが大切であり、 これは自分にも言えること。 目の前のことに慣れてしまうと、 初めてそれをする人の気持ちがわからない、 改善することすら思い浮かばない。 そんな状態にならないよう。 改めて自分のやっていることを振り返ってみた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.15 12:50:48
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