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ふと思い立って4日に越後妻有の体験型宿泊施設「夢の家」へ。
越後妻有の大地の芸術祭をちょっとだけ見て、松之山温泉でゆっくり温泉につかった後、 マリーナ・アブラモヴィッチの作品である「夢の家」へ。 夢の家 / マリーナ・アブラモヴィッチ 松之山温泉から歩いて20分ほど。 民家が続く山の坂道を登り続けると、「夢の家」が民家の中にひっそりと現れます。 「夢の家」周辺にある、古民家を改築したいくつかの芸術作品も周囲に住んでいる、 ボランティアの方が管理しているそう。 「夢の家」も本日の当番の方が17時~17時半の間に説明にチェックインの手続きや、 利用の説明に来てくれますが、その後は宿泊者のみ。 この日は2人組みで来ていた女性と3人でゆっくりとした時間を過ごしました。 夢の家までの道 夢の家 米との対話 夢の家室内 壁に書かれたメッセージ 夕食 夕食は地元の食材を使ったおいしい食事。 朝食は丸ごと一斤のレーズンバターパン&牛乳でした。 水晶の枕と銅製の浴槽 銅製の浴槽が2つ並んでいます。 向かって右側が緑の水晶枕のついた清めの浴槽、左側が青い水晶枕のついた薬草風呂。 薬草風呂はヨモギをたっぷりと。 頭は水晶でひんやりと、体は薬草のピリピリとした刺激が気持ちいい! 緑の部屋 赤、紫、緑、青の4つの色の部屋があり、それぞれの色には意味があります。 私の宿泊したのは緑の部屋。 テーマは、「コミュニケーションがうまくできない人にお勧め」。 夢を見るためのスーツ 黒曜石の枕 部屋の色と同色の「夢を見るためのスーツ」を着て、12箇所に磁石を入れます。 このスーツを着たまま棺桶のようなベッドに横になります。 黒曜石の枕石や板の硬さで眠りが浅くなるため、確かに夢を見る! なるほど、だから「夢の家」なのね、と納得。 それぞれの部屋で見た夢をベッドの底に設置している、 夢の本に書き綴ります。 各色の部屋で見た夢の記録を、作家さんは芸術作品として出すのだそう。 まだ「夢の家」は未完成であり、宿泊者も製作に関わった一人になるということ。 芸術作品はさておき、 古い民家で囲炉裏を囲み、外のかえるの合唱を聞きながら、 地元の素材でできた食事をとったり、薬草風呂にのんびりとつかる、 ゆったりとした時間は格別。 外の空気は暖かく新鮮で、この時期は水仙が咲き乱れていました。 そこに住んでいる人も巻き込んだこんな仕組みと仕掛け。 設置されているビデオから、作家さんが訪れて、「夢の家」を製作し、 周辺の人を「夢の家」に招き、ファンを作っていく様子も伝わってきます。 だからこそ、今も継続してボランティアの人が運営に参加しているんだろう、と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.06 10:53:02
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