カテゴリ:kyouin
連休中に、研究室に郵便物が届いていた。
小包だった。 差出人の名前を見た途端、どうしてもうれしくなれない。 その人とは二回しか会っていない。 3ヶ月前、新学期が始まった早々のことだった。 研究室に電話が入り、日本語の授業を見学したいとの申し出だった。 電話の人は対外漢語教育の人のようだけど、見学の人は日本の大学の先生のようだった。 いい交流の機会だと思って、日にちを約束した。 ちょうどその時、別の日本の大学から実習生が来て、日本語教育実習の時期だった。僕は指導係の担当だった。 約束の日は別の先生の担当だったので、見学のことを伝えた。 実習生の授業について、二日おきに反省会があった。ちょうどその日の午後は反省会なので、僕も出た。実習生の引率の先生に会ったとき、「お友達の先生も反省会に出たいと言うので、後ほど来ますよ」と言われた。 はっ?「お友達」? 事情を説明できないまま、僕の「お友達」が現れた。 3月なのに汗くさい中肉の男。 近寄りたくない人。 清潔好きな日本人の中で汚い存在。 日本語教育を論ずる場なのに、何故か中国語の質問を連発していたので、答えるに気分が乗らなかった。 すぐ表情に出る僕の顔を見て、引率の先生も、実習生たちも首をかしげるようになった。 反省会の後、その「お友達」が帰ってから、怒りを抑え切れなかった。 なんと、その日本の大学の先生は、授業中に写真を撮ったり、ビデオを回したりしていて、まるで僕の友人かのように。 見た目汚い人だけでなく、行動も汚い人だったのだ。 そんな人が大学の教員なんて。 自分のウカツが悔しかくてならなかった。 早速、機会を作って、その人に直接苦情を話し、写真とビデオを消すように言明しました。お詫びを言ってくれましたが、すっきりしなかった。 その人からの郵便物だったので、正直うれしくない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 7, 2007 07:13:21 PM
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