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水滸伝 全19巻 心に ずしっとくる 硬派なよい話でした 何度泣いたか知れませんっ でもでもでも。とにかく壮大な宋という国を相手に 叛乱を起こした男たちの戦の話 なので、 16.17巻で一度 体力が無くなり 一時休止 してしまいました 中休み というか 休憩 とうか が必要で 2週間ぐらい明けてからようやく読み始めました 体力だけでなく、精神力も必要な本です 躍動感のある 男たちの生きざま を余すことなく 描き切るということは 死を、別れを、書かなくてならないことだから。 人はなぜ生きるのか どうすれば悔いなく生きれるのか その問いの答えがこの本にはあると思えるのです そしてこれからも戦う男たちの心の中に 信念として根付いた 志 は いろんな人の心を巻き込んで 炎のかたまりとなって宋国を動かしていくのだろうなあ 第2シリーズ 陽令伝 読みたいと思いますが、 ちょっと時間をおいてからにします 108人の巨星 の 話だとも言われているんですね、水滸伝は。 宋江殿、ちょう蓋殿、呉用、etc 個人的には物語の最初で 青面獣楊志 を好きになり 物語の後半で 宋江様 に 心惹かれました それから、好きとか、心惹かれるというのとは 少し違うけれど、 宋の役人、青蓮寺という政治の闇の部分を担う 李富 にも なんだか 憎み切れない想いを持ちました 冷静にして沈着、 国のあるべき姿という信念を持っているところとか その思いがぶれることがないところとか 切れ者で、上司にも目をかけられている優秀さなのに スパイにするために近づいた女に 心身ともに、溺れてしまう意外さ、というか 弱さを持つというか、人間臭さというか。 魅力的な登場人物ばかりです ぜひ一読をお勧めします にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.06.05 22:28:53
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