宮本武蔵を読みながら・・・
今,吉川英治の長編小説・宮本武蔵を読んでいることは既に書きました。そもそも読もうと思ったのは岡山県の日名倉山に登った時、当地が生誕地である宮本武蔵の史跡を訪れたことがきっかけでした。まだ全8巻の4巻目までしか読んでいないのですが、今度は京都の地名が沢山出て来るのです。中でも私の地元でもあるこの部分にビビッと来ました。偶然にも先日「遠方より来たる」朋を案内してこれらの道歩いて来たばかりだったのです。その時は写真に納めがらブログにアップしなかったのですが、武蔵本のご当地としてアップさせてもらいます。音羽の滝は大変な行列が出来ていました。舞台を̪下から見上げると・・・・そしてアップすると・・・裏のこの門をくぐり・・・歌の中山から清閑寺へ・・・・何度もアップしている光景で心苦しいのですが、まあ宮本武蔵本のご当地であり景色も良いのでお付き合いください。高倉天皇陵を過ぎて清閑寺への階段な登り振り返りますと・・・拝観料は100円、竹筒に入れます。ここは引っ切り無しに凄い数の外国人が訪れる隠れ名所です。圧倒的外国人観光客゜の方が多いのです。何か外国人のベストセラーガイドブックに載っているとしか思えません。山と山に挟まれ京の街が扇の形に見えるので・・・この石は要石です。左の山が本に記述されている阿弥陀が峰、その麓一体が小松谷です。境内は・・・紅葉の名所で・・・高倉天皇共々小督と言えば平家物語の世界です。そして、宮本武蔵を読み進むと・・・吉岡一門との決闘の場としてここが出て来ました。本には蓮華王院の記述で三十三間堂の名前は出て来ません。宮本武蔵と吉岡道場の決闘では一乗寺下り松が有名ですが、その前に金閣寺近くの蓮台野、そしてこの三十三間堂でも決闘が行われています。全て武蔵が勝つのですが・・・。