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カテゴリ:極短小説
今日も講義だ、ダリいよ。
なんか真面目くさってる准教授くたばれよ。 講義内容は「古代東洋思想学」 話によると古代、中国には『学徒』なる派閥があり、広く学問に勤しんでたとか。 紙があるかないかの時代に、学徒は大量の研究書をのこしたらしい。 しかし現存する学徒書は皆無と言っていい。謎の派閥なのである。 浅学なれど『学徒』について解説しよう 特殊な天使書は学徒について記述している 学徒の主たる研究内容は神学、「神とは何か?」というものではない。 神を改良・改変してより絶大な神力を発揮させようというものである。 天使にとって学徒は闇の派閥なのである。 准教授が女子生徒のパンツチラ見せに興奮している、くたばれアイツ。 今日はアオイ先生に呼び出されている 何の用事だろう? 真面目腐った准教授にアバヨと、俺は待ち合わせ場所に行った。 予定より早くついたのに彼女はすでに来ていた、なんかもじもじしている。 「わ、私子供が欲しいの!!」・・・はぁ? それは保健体育の授業で習ったでしょう、色々あるでしょう。 「きょ、協力してくれるかしら!?」・・・・はぁ?はぁ? それは彼氏に頼んだらいいでしょう、僕彼女いる身ですよ。 「じゃ、今から行きましょうか!!」・・・・はぁ?はぁ?はぁ? 俺はとりあえず、逃げた。 一応礼儀だ、一首詠んでおこう。 「時待ちて 愛深まりて 葵ちょう 薄紅さくら 今日もさくらん」 アオイ先生に、届け!! 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.31 14:37:28
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