ろばのぱんやの部屋

ＦＣで抽選申込した３件の内、当選したのが今日のチケット。（土・日開催分は落選）
それでもチケットを手に入れられただけでも嬉しかった♪
（しかも東京国際フォーラムで１階３列目！！真ん前だぁ）

今回は「LIFE IN DOWNTOWN」のアルバム曲が中心となった第１部、第２部の２部構成。
ステージ全体が今回のアルバムのような下町をイメージした作りでちょうど「ALLWAYS-三丁目の夕日」ちっくの昭和。
第１部のステージ衣装は「商店街の人達」。マッキーは当然電気屋。（電気屋の息子だから）メンバーも家具屋さん、酒屋さん、お医者さん、神父さん、中華料理屋さん、ピザ屋さんに扮装。（笑）
第２部はアルバムのジャケット模様（下町風景）がプリントされたスーツ。
アンコールはツアーＴシャツ。
衣装を見ているだけでも面白い♪
コンサート中に小倉さんのギターがぴかぴかと光っていたのが面白かった。小倉さんのギター最高！
目の前で門倉さんのピアノを弾いていたので終始うっとり。もちろん目の前のマッキーにはメロメロ。
今回もコンサート中、ずっとニコニコ顔。笑顔をみていると自分も笑顔になってしまうのが不思議だ～。

ＭＣで「親指を隠さずに」の曲が生まれた背景を教えてくれた。マッキーの知り合いの人のおばあちゃんが亡くなったしまい落ち込んでいた時に車の外から見えた若い母子が霊柩車に向かって手を合わせてくれた。という実話が元で作られた曲らしい。
確かに私も子供の頃、霊柩車が通る時には「親指を隠す」ことをしていた。霊柩車に親も連れて行かれちゃうって噂があったので霊柩車を見るたびに必死になって親指を隠していたがそれよりも今生の旅立ちを祈った方が良いと思う。改めて良い歌だなと思った。
死を意識することによって生きることを思い出すことってあるのかも知れない。
マッキーの曲を聴くと「当たり前（日常）」を教えてもらうことが多い。
「日常」がなくなった時に初めて大切さに気付くことがある。
「今」があるのは色々な人に支えられているからなのだと改めて気付いて感謝の気持ちで一杯になる。
「ありがとう」の気持ちを大切な人達に伝えようと思う。
これからは霊柩車を見ても親指を隠さずに手をあわせよう。

今回のコンサートで残念だったのはコンサートツアーグッズが売り切れてしまって欲しかったマッキーキャンディーを手に入れられなかったこと。でも、笑顔を沢山貰ったから買えないくてもいいか。（笑）

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「親指隠さずに」　槇原敬之

長いクラクションは　世界中に向けた
最後のお別れを言うように街に響く
もう二度と一緒には戻れない街の通りを
荼毘所（だびしょ）に向かう
車から見ていたら　
通りに出てきた小さな子供達が　母親の前に並んで
いつまでも手を合わせてくれていたんだ

どんな人生だったと　神様に尋ねられた時
彼らの姿を思い出して　亡き人も微笑むのだろう
だから僕はあの日から　黒い車を見つけても
親指を隠さず
手を合わせようと決めたんだ

親の死に目に会えないとか
不安な迷信を　まだ幼い子供に教えたりするその前に
もっと教えておくべき　大事な事がある
例えば誰の命も限りがあることとか

何にも持っていくことはできない
自分の体さえも置いて　心だけで旅に出たのは
誰にとっても　本当は大事な人なんだ

誰かの命が終わったと
知ったと少し心が傾くようで
名も知らぬ誰かにも自分が
支えられて生きていると知る
だからありがとうの気持ちと
次の旅先の無事を祈って
親指を隠さずに
手を合わせて見送りたい

そのあとゆっくり目を開けると　なぜか
さっきより世界が暖かく　愛おしく見えるんだ


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☆★☆★☆★今回歌っていた曲☆★☆★☆★

＜第１部＞
　１.　尼崎の夜空を見上げて
　２.　いつでも帰っておいで
　３.　Gazer
　４.　遠く遠く～'06ヴァージョン
　５.　ファイト！
　６.　野に咲く花のように
　７.　ごはんができたよ
　８.　チキンライス ※紙吹雪が降ってきた

***休憩***

　９.　月の石
１０.　親指を隠さずに
１１.　ほんの少しだけ　※HOME MEMADE 家族のクロちゃんのビデオ映像有。
１２.　店じまい 　※曲中に出てくるピストルをマッキーが持っていた
１３.　Naked
１４.　ゥンチャカ ※14.15曲は皆で踊った
１５.　スポンジ
１６.　ココロノコンパス
１７.　星の光

***アンコール***
１８.　明けない夜が来ることはない
１９.　五つの文字 　※新曲
２０.　世界に一つだけの花


昔の曲が少ないとかコンサートが長かったという声も聞いたが今回のコンサートも楽しめたので大満足♪♪（良い席が取れて本当に良かった!!）
マッキーが歌う「チキンライス」を聴いた時に歌詞を書いたダウンタウンの松本さんは改めてすごいと思った。たまには親孝行しなきゃ…。＾＾；
ＭＣの時に「前まではラップはなんだか好きではなかった。」というハナシが出た。でも、マッキーはヒップホップについて調べていたらだんたん好きになったらしい。外国の人がラップの時にやっている「フレミング左手の法則」のような手は本当は黒人の自由を求める（free）のポーズを意味しているそうだ。ググッてみたら「ただ単にリズムを取っている」とも載っていたが確かにフレミングの手はFreeの「Ｆ」にも見えるもの。そう思ったら音楽っていろいろな思いが詰まっているのだと思った。

改めて「LIＦE IN DOWNTOWN」を聴きたくなった。