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テーマ:おすすめ映画(4071)
カテゴリ:秋の夜長
昨日に懲りずまたまた、映画ネタ。
これも週末に観たうちの1本なんですが、丁度少し前にスカパーで『ライアー ライアー』を観て面白かったのでジムキャリー主演ものを借りて観てみました。 ストーリーは勤めていた会社が倒産をして破産しそうになって思わず強盗になってしまうという御話で、昔の映画のリメイクだからかお話自体はちょっとチープ感が・・・(ゴメンナサイ)。 が、ラストシーンを観て気に入ってしまいました。 主人公はGlobodyneという一見優良大手企業に勤めていたのですが、所謂粉飾決算を続けていた企業でもう隠しきれなくなった時点でオーナー社長が株を大量に売却をして、間もなく倒産となり、社長だけは株の売却益でウハウハという背景の下ストーリーが展開していきます。 ラストはアメリカ映画らしくその社長をギャフンといわせてハッピーエンドという流れなのですが、本当のラストのラストで主人公が車を運転しているところへ元Globodyneの同僚が同じく車を運転しておりその同僚が『俺再就職してよ!エンロン!優良企業だぜ。』といった感じのセリフでした。 エンロンと言えば・・・・まさに粉飾決算の後に破綻した大企業。 なんともブラックなジョーク。アメリカらしくってGood! その後、本編終了後のテロップに『エンロン』『ワールドコム』等の粉飾決算、破綻した企業がずらずらと出てきたところもなんとも・・・・・ しかし、近年マネーゲームというのか、会社を作る、売り飛ばす、買収する、何もかもがゲーム感覚で『まじめにコツコツとやっていればいつかは報われる』なんて思えない時代になってしまった。 でも小生はやっぱりまじめにコツコツとやっていればいつかは報われる世の中であって欲しいな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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