月夜ばかりじゃないわよ！

今朝いつものようにお掃除をしてたら掃除機が変な音を出しました。「ぐぁあああぎいいいいい」

あれ？何か詰まったかな？と思いホースを外したり、フィルターをクリーニングしたりして見ましたが、いっこうに良くなりません。

うんもう～～！（○｀ε´○） プンプン！！

何よ！この間買ったばかりなのにもう壊れたの？

安くなかったのにさ。不良品に違いないわ！

その掃除機は半年ほど前に購入した、今はやりのサイクロンクリーナーです。

紙パックがいらないと言うので、ちょっと普通の掃除機より高めだけど後々安くつくかな～と思ったのでした。

・・・なのにもう壊れやがって！返品よ！

さっそく保証書を持ってダンナといっしょに購入した電気屋さんに行きました。

「ちょっと～～この掃除機この間買ったばかりなのにもう壊れたわ！」とレジのお姉さんに文句を言いました。

「申し訳ございません。ちょっと見てみますね。」とクレームには慣れているお姉さんがにこやかに言いました。

レジのお姉さんは掃除機を下に置くと、ヘッドの部分を外して電源を入れました。

床を試しに吸っているようです。

「本体は普通に動きますね。たぶんヘッドの故障かもしれません。」と言って今度はヘッドからブラシの部分を取り外しました。

「あら？そんなところ外れるのね～？」とわたしが驚いていると

「はい、ここは時々外してお掃除してあげないと詰まってしまいますからね～。」

「（￣ｏ￣）　え？　そ、そうなの？」

いやな予感がしました・・・。

お姉さんがブラシを外すと・・・そこにはロック様の毛がどっさりと固まっていました。

（~▽~；）ナント！？

「ああ～～なにかいっぱい詰まってますね～～」と言って詰まったものを掻き出してくれました。

「ああ？なんだぁゴミが詰まってただけかよ！お前なあ、ちゃんと確認しろよ～～」とダンナがこっそりわたしに言いました。

「だってそんな所が開くの知らなかったのよ！」

「何年掃除機使ってるんだよ・・・おまえ（-_-；）」とダンナが呆れます。

「サイクロンを使うのは初めてなのよ！」

「どの掃除機でもいっしょだろうが・・・(´ロ｀；）」

そんなことを言ってるうちにお姉さんが点検を終わりました。

「故障はしていないようですね。というよりこれはメンテの問題ですね。」とヘッドをわたしに見せます。

「うちの犬ってすごく毛深いのよね～～～ほんと困ちゃうわ。」とロック様のせいにすることにしました。

ロック様というのはうちの２歳の柴犬です。

実際、冬だというのにロック様の抜け毛はひどいのです。

特にお尻の部分は触るとごっそと塊で抜けてしまいます。

どうやら家の中が暑すぎるようなのです。

寒がりのロック様のために夜寝る時も外出する時も暖房はつけっぱなしながいけないのかな～と思います。

それで最近はできるだけ暖房を消すようにしているのでが・・・。


それはともかくお姉さんが言いました。

「そうですね～ワンチャンがいると大変ですよね～～。」

そうそうお客様に恥じをかかせないように話しを合わせようね～～お姉さんヽ(^。^)丿 フフフ

「でも～～このヘッドの部分は時々お掃除しないとまた同じことが起こりますよ？ブラシももう少し綺麗にして上げてくださいね。」

だから～～～恥かかすな！って言ってるんだろ！あんた

(ノ＿＜。）うっうっうっ

他の店員さんも「そんなことも知らんの？このオバサン」って目線で言っているような気がしました。

そうよ！知らなかったのよ！今日まで・・・悪い？

お姉さんがブラシをヘッドに取りつけようとしています。

「あ～～どうせならブラシも綺麗にしてくれないかな～～自分でやるの面倒だわ～～」と思いながらもさすがにそんなことは言えません。

するとそれを見たダンナが「あ～～お姉さん。ついでにそのブラシも綺麗にしてもらえるかな？」

「はい？いえお客様・・・」と言いかけたお姉さんを無視してダンナがまた言いました。

「いや～～～悪いね～～うちの奥さんやり方わからないみたいだからやって見せてもらえるかな～～～すまんね～～～」

お姉さんは「なんだとううう！ふざけんなよ！てめえがやれよ！こちとら忙しいんだい！」って心の中で叫んでいたかもしれません。

「・・・・かしこまりました。少々お待ちください。」と作り笑顔でにっこりしながらやってくれました。

それにしてもわたしさえ遠慮して言えなかったことをダンナが言うなんて(￣Ｏ￣；）。

さすがわたしのダンナ様です♪

ずうずうしさはただものじゃありませんヾ(´▽｀;)ゝ



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