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「富豪刑事」を見ながらこれを書いてます。
深キョンの演技は諦めがつくとしても、最近は筒井康隆が謎ですわ・・・。 あれは自分から望んで出演しているのでしょうか・・・笑 関東地方は今夜から明日に掛けて大雪になるそうだ。 石原義純君がそう言ってるのだからまちがいない!でしょう。 しかし大雪とは言っても東京に降る雪はだかが知れてるだろう・・・たぶん ここら辺では少し多めに降っただけで電車などの交通機関はマヒし、車は道ですべって回り、人が飛ぶ。 北海道で生まれ育ったわたしにとっては、東京の雪はたいしたことはないと思っている。 だってどんなに積もったって1mも積もることなどないのだから。 だからつい最近までうちには雪かき道具がありませんでした。 ほとんど毎年のように雪が降ってもすごく積もることはあまりないから買おうと思ったことがありませんでした。 雪が積もったときはどうしてたかと言うと・・・「ほうきとちりとり」で雪かきをしていました。 「ほうき」で掃いて「ちりとり」で取る・・・多いときは「ちりとり」で直接雪を運んでいました。 数年前に結構雪が積もったときは結構しんどかった・・・。 「ちりとり」なので腰を曲げて雪をかくわけで、しばらくすると腰が痛くなりました。 雪が降る時はなぜかいつもダンナは留守。 わたしと娘と息子がいつも雪かきをしていました。 娘は雪が大好きなので雪が降ると犬のように庭駆け回り~~♪ 息子は寒いのが苦手なので「雪かきをするよ~」と言うといつもいや~~な顔をします。 以前だいぶ雪が積もったとき息子がこんな文句を言いました。 息子:「お母さん・・・なんでうちには雪かきの道具がないの?」 わたし:「うん?なに言ってるのよ~あるじゃんちりとりが!」 一面の雪景色を見て息子が弱音を吐きました。 息子:「ちりとりでやってたら明日の朝までかかるよ~~」 わたし:「大丈夫!3人でやったらすぐだよ」 娘:「わ~~い雪だぁ~~。雪だるま作っていい?」 息子:「隣の人はあんな大きな雪かき用のスコップみたいのを使ってるじゃんかぁ」 わたし:「隣の芝生は青く見えるもんなのよ。ぜいたく言わないの!」 息子:「青くねえよ・・・真っ白だよどこ見ても!」 ぶつぶつ文句を言う息子を励ましながら「ちりとり」で雪かきすること2時間。 プラスチックの「ちりとり」が突然「バッキ!」と折れてしまいました。 ああ~~~困ったなぁ・・・まだまだ雪があるし・・・ そうだ!キッチンに行ってステンレスのボールを持ってきてと息子に言いました。 息子:「それなにに使うの?まさかそれで雪をかくわけじゃないよね・・・」 わたし:「そうだよ。それとも手でやるあんた?」 息子:「お母さん・・・ちりとりでやってるときも恥ずかしかったけど、ボールで雪かきしてるのを人に見られたら恥ずかしすぎるよ~~やだ~~~」 息子がダダをこね始めてもうこれ以上雪かきをするのを拒否するというので・・・ わたし:「ごめんね・・・うちにはそんな余裕がないのよ。貧乏だから。ぐすん・・」 息子:「ええ?スコップ買うお金もないの?まじ?」 わたし:「う、うん。もう家に入っていいよ・・・お母さん一人でやるから一晩中かかっても。手伝ってくれてありがとうね。」 娘:「わたしももっと手伝う~~雪♪雪♪」 娘は雪かきをしてるというよりほとんど雪で遊んでいてルンルンです。 息子:「そっか・・・じゃあぼくもやるよ!がんばって早く終わらせようね」 息子のいいところは素直で純粋なところです。 母のウソも疑わずその後は文句も言わず雪かきを一生懸命やってくれました。 まったくカワイイんだから。 その後、息子がダンナとこんな会話をしていました。 息子:「お父さんはなんで雪のときに限って家にいないんだよ~~こないだ大変だったんだよ」 ダンナ:「そっか~だいぶ時間かかったのか?」 息子:「うん。3時間以上かかったよ。」 ダンナ:「はぁ?なんでそんなに?」 息子:「だって途中でちりとりが壊れちゃってさ」 そんな会話を耳にしたわたしはアセってなんとか話題を変えようとしましたが・・・ ダンナ:「雪かきとちりとりなんて関係ないだろ?」 息子:「ううん。ちりとりで雪かきしてたから」 ダンナ:「はぁぁ?何バカなこと言ってるんだよ~~ハハハ」 息子:「だってうちはめちゃ貧乏だから雪かきの道具も買えないんでしょ?」 ダンナ:「おいおい・・そりゃうちは金持ちじゃないけどそこまで貧乏じゃないぞ」 息子:「お母さん・・・だましたな!」 わたし:「ちゃうよ~~うちは貧乏なのは本当だよ?まぁスコップが買えないっていうのは大げさだけどね~~」 ダンナ:「それぐらい買えよ・・・それにうちはそこまで貧乏じゃないぞ!」 わたしは後でダンナに言いました。 わたし:「わかってないな~~子どもにはうちは貧乏だと思わせておくのがいいのよ!」 ダンナ:「なんでだよ!」 わたし:「ケネディー家だって億万長者なのに子どもたちにはみんな学生時代からアルバイトをさせていたのよね。そうやってお金の大切さを教えてた訳よ。」 ダンナ:「だからってなぁ...それにうちは億万長者じゃないしなぁ] わたし:「貧乏だって思ったらぜいたくも言わないし、自分で稼ごうって思うようになるのよ。教育よ!」 ダンナ:「なんかちがう気がするぞ・・・」 週末、ダンナは雪かき道具を買ってきました。 見栄っ張りなんだから・・・ でも確かに「ちりとり」より便利です。 明日はここ数年なかったほどの大雪になるんだそうな。 雪かき道具は重宝しそうです。 結局今回もダンナはいないことになります。 明日は出勤だからしょうがないか・・・電車が動けばですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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