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●● ● ある日、手伝いに行ってる障害者の作業所から帰る途中の出来事です。 そこからわたしの家まではバスに乗って行くので、いつものようにバスを待っていました。 そのバス停のそばの奥まったところにちょっとした喫煙スペースとテーブル&ベンチが置いてありました。 バスが来るのを見たらすぐに歩いて間に合う距離にあるので、そこでバスを待つことにしたんです。 そこには先客がいました。 バス停とは逆向きで座っているので、バスを待っているわけではないようでした。カーキー色のジャケットを着た男性で、どうやらタバコを吸っているようでした。わたしは、タバコの煙をさけるために少し離れたベンチに向かって歩きました。 すると、その男性はわたしの気配を感じたのでしょう。 こっちを振り向くと、持っていたタバコを口にくわえて、テーブルの上においてあった何かをさっと懐にしまいこみました。 (゚◇゚ ;)アッ!!! あれは・・・包丁・・・まちがいない! (゚△゚;)え? な、なんでこの人、包丁をむき出しで持ってるの? その男性が持っていたのは確かに包丁でした。 キッチンでつかうような文化包丁か出刃包丁でした。 ( ゚Д゚)ヒョエー ど、どうしよう・・・コワイ・・・逃げよう・・・ でも、あわてて走ったり、大声を出したら、刺されるかもしれません。 男性に包丁を見たことを気づかれないように、なにげない顔をしてそこにしばらく立っていることにしました。 そして、少しずつ、少しずつ、カニのように横歩きをしながらその場を離れました。 わたしの中の天使と悪魔がささやきました。 天使:「警察に知らせないと。もしだれかが刺されたら大変よ!」 悪魔:「なに言ってるのよ。そんなの見て見ぬふりが一番よ!」 天使:「バカなこと言わないで!向かい側は小学校なのよ。こどもたちに危害が及ぶかも。」 悪魔:「あいつはあんたの顔を見てるのよ。逆恨みで刺されるかもよ?」 天使:「なにかあってからじゃ遅いわ!一生後悔するわよ。」 悪魔:「そんなのあんたのせいじゃないわ。悪いのはあの男なんだから。」 頭の中でぐるぐる・・・あぁどうしよう・・・ あの人はたまたま包丁を持っていただけかも・・・ きっとなにか訳があるのよ・・・ むきだしで包丁持ってることにどんなわけがあると思う? σ(;´Д`)エート。。。わかんない・・・ でも、めんどうなことにかかわりたくない・・・ あぁでも作業所の人たちが怪我でもしたら・・・ダメだ・・・。 わたしは、作業所の戻って所員さんに今見たことを話ました。 わたしとしては、気をつけてねと言っておこうと思った程度でした。 しかし・・・作業所は上に下にの大騒ぎになってしまいました。 所長が警察に電話をかけ、電話で話しています。 所長:「警察がアメトリンさんと話したいって」 わたし:「σ(^◇^;) はい・・・・」 その後、5分ぐらいでバス停にはパトカーが3台。 自転車に乗った交番のおまわりさんが数人やってきました。 もう、現場は騒然!大騒ぎ・・・。 うわ・・・帰りたい・・・ 警察が来たころにはもうさっきの男性はいなくなっていました。 サイレンがワンワン鳴っていたらそりゃ逃げるわよね。 警察に男性の着ていたものとかを教えて帰ることにしました。 警官:「これから、近隣をくまなく探しますけど、一応小学校などには連絡ずみですからね。」 わたし:「はぁ?σ(;´Д`)エート。。。 」 警官:「学校を閉鎖して、集団下校することになるでしょうね。」 わたし:「Σ(=゚ω゚=;) マジ! あ・・・そうですか・・・早くつかまるといいですねぇ・・・」 えらいこっちゃ・・・こんな大事になるとは・・・llllll(- _ -;)llllllどよ~ん 後日のこと: 友人とお茶をしていたときのことです。 友人A:「こないだ、大変だったのよ。娘の学校のそばに刃物男がウロウロしててさ。仕事の途中で学校から呼び出されて、娘を迎えに来るように言われてさぁ・・・」 わたし:「ビクッ!!Σ(・ω・;||| そ、そうなんだ?大変だったわね・・・」 友人A:「そうなのよ~結局次の日もつかまっていないから親が送り迎えしてさぁ。職場じゃ睨まれるしさ。しょうがないじゃんね!」 わたし:「う、うん。ホントにね」 すると、同席していたもう一人の友人の「さざえさん」が言いました。 さざえさん:「あ!それアメちゃんよ警察に電話した犯人は~~♪」 ・・・さざえさん!あんたいつも口が軽いのよ(^_^;)。空気読めよ・・ わたし:「ΣΣ( ̄◇ ̄;)げ! いや・・あの・・だって・・・」 友人A:「(゜ロ゜;)エェッ!? あんたが犯人だったの?信じられない~~!」 犯人ってあんた・・・わたしは被害者だよ・・・怖い思いしたんだから・・・ そら結果的にはあの男性が刃物を振り回すようなことはなかったけどさ・・・ 犯人だなんて・・・(ノ_<。)うっうっうっ これだけだったらまだいいんです。 これにはもっと後日談があるんです。 わたしが本気で警察を訴えようと思ったぐらいの出来事が・・・ それはまたそのうち・・・ 人気ブログランキングへ ● ●● お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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