テーマ:本当にあった怖い話(5)
カテゴリ:怖い話
呪われた女子寮3を登録しようとしたら、文字数オーバーで登録できませんでした。
とりあえず、切って貼って4になってしまいました。 たぶんあとでまたこれは編集しますけど、とりあえず・・・ その年の冬、考えもしなかった怖ろしい事が起きてしまったのです。 冬休みで実家に帰っていたあの上級生が亡くなりました。 事故や病気で亡くなったわけではありません。 北海道では冬にどの家庭でも灯油を使います。 彼女はその夜お風呂を出た後、わけのわからないことを呟きながら、 玄関に置いてあった灯油を持ち出し、驚いた家族が止めようとするのを振り切って、灯油を浴びて自身に火を放ったのです。 家族がすぐに火を消したのですが、彼女は全身のやけどのため病院で亡くなったそうです。 そのことはすぐに全校生徒が知ることになりました。 でも、彼女を良く知っていたわたしたちは信じられませんでした。 明るくて、楽天的だけどもいつも前向きだった彼女が自殺するなんて。 しかも焼身自殺なんて! 冬休み前に学校で彼女にあったときも、元気いっぱいだったのに。 どうして・・・ その後いろいろな噂がまことしやかに流れました。 彼女は失恋したらしいとか。勉強のしすぎでノイローゼになっていたらしいとか。 実はあの寮の3階の角部屋は去年までは使われていない開かずの部屋だったとか。 あの部屋で10年ほど前に女の子が自殺して、それ以来使われていなかったのに、今年は新入生が多かったので使わざるを得なかったのだとか・・・。 あの寮は呪われているとか・・・。 無責任な噂はいろいろ流れましたが、彼女がなぜあんなことをしたのかは結局 だれにもわかりませんでした。 でも、わたしたちは彼女もアレに殺されたのかもしれないと思いました。 どうしてもっと強く彼女にあの部屋を出るように勧めなかったんだろうと後悔しました。 あの部屋であった出来事はすべて幻聴だったのかもしれません。 思春期の女の子のヒステリックな思い込みだったのかもしれません。 お母様が亡くなったのも高齢だった彼女の寿命だったのかもしれません。 上級生の女の子も明るく振舞っていただけで、心に闇を抱えていたのかもしれません。 現実的な理由を探せばきっとそういうことなのでしょう。 でも・・・答えは今もわかりません。 あの部屋で何があったのか。 これを書いていて忘れかけていたあの恐怖の日々を思い出して泣きそうです。 この話はいままでだれにもしたことがありませんでした。 だってこんな話を面と向かって他人にしたら引かれるにきまってるもんねぇ。 わたしは幽霊と呼ばれるものを目の前で見たことがありません。 いつも音とか声だけです。だからそれが幽霊なのかもわかりません。 でも、写真は例外です。 写真に写っているものはなぜか見えるんです。 でも、それはテレビに出てくるような心霊写真ではなくて、わたしにしか見えないんです。 だから、それも私の思い込みだと言われればそうかもしれませんが・・・。 写真に写っている人が生きているか死んでいるかもわかるときがあります。 いつもではありませんが、なにげなく見た写真に写っている人が亡くなっているとかありませんか? 写真からエネルギーを感じられない人はたいてい亡くなっていますよね? あるいはまもなく亡くなるとか・・・。 以前そんなことを話したらダンナが気味悪がって、二度というなというので、 それ以来だれにも言っていませんけど。 ダンナは怖がりなんです。 わたしもめちゃくちゃ怖がりですけどね。 幽霊なんか見たらきっと失神します。 なにか見たような気がするときもありますが、そんなときは必ず見なかったこと にしてしまいます。 夜中にトイレに行っても鏡は絶対に見ないで目を背けます。 長々と書いてしまいましたが・・・引かないでね・・・
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