カテゴリ:技・芸
人間の言葉を少しずつ理解していたオレだが
相変わらず「ワン」と言わないオレに娘は必死に教えた。 まずオレの目の前に大好物のジャーキーをチラ付かせた。 オレはいつもの様無言(目)で「クレクレ」と訴えたが 一向に貰えない。 すると突然娘は人間のくせに「ワンッ!ワンッ」と吠え出したのだ!!! 「はっ!?コイツ頭おかしくなったのか!?!?!?」 いつまでたってもお預け状態でひたすら娘は「ワンッワンッ」と 吠えていた…。 オレにどうしろって言うのだ。 オレは段々ムカついてきた。 10分以上たっただろう。オレはついに切れてたのだ! 「クッソォ!こうなればコイツのアホみたいな言葉を真似してやる!!!」 (っと思ったのかは知らないが;) 「ワンワンッ!!!」 フフッ!どうだ参ったか!? その時である。娘は物凄く大喜びしオレをメチャクチャ褒めたのだ! そして10分以上お預けされていたジャーキーをくれたのだ。 オレはその時何かわかったような気がしたのだ。 数分後。またまたオレの大好物のジャーキーを娘は見せた。 またまた娘は「ワンッ」と吠えた。 オレはすかさず「ワンッ」とマネをしてみた。 するとまたまたジャーキーを貰えた! オレはその日に「ワンッ」を完璧に覚えたのだ。 それからのオレは欲しい物が目の前にある時や欲求を聞いてもらう時など 「ワンッワンッ」と喋りかけれるようになったのだ。 今では「ウルサイ!」と叱られる事もある位である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 7, 2004 06:27:25 PM
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