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テーマ:洋楽(3359)
カテゴリ:アメリカンロック
ブルース・スプリングスティーン『明日なき暴走(ボーン・トゥー・ラン)』 1975年やや陰りがでていたロック界、ポップな曲とシンセサイザー全盛時に突如として、ジターとサックスのシンプルなロックが登場した。 それがこのアルバムからのシングル「明日なき暴走」だった。 アルバムジャケットはこれまたシンプルに白と黒。革ジャンにギターを斜めにし、やや含みのある笑い顔をした、いかにもロッカーといういでたちである。 クラプトンの『スローハンド』に似たジャケットでもある。 このアルバムはやはりB面(レコード)の方が好きである。 「シーズ・ザ・ワン」はシンプルさを継承しながら、独特のリズムで歌いあげていて【シーズ・ザ・ワン】というところがいい。 そして、アルバム一番の聴かせどころが「ジャングルランド」である。 アルバムを通してクラレンス・シモンズのサックスの存在が十二分に発揮されて、無くてはならない存在になっていますが、まさにこの「ジャングルランド」は独壇場でしょう。 ソロパートの部分は涙ものです。 これほどのサックスの聴かせるパートはロック界でも秀逸だと思います。 彼はこの後ジャクソン・ブラウンとのデュエットでもいい感じを出してくれました。 ブルース・スプリングスティーンも良いけどクラレンス・シモンズも最高です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年02月12日 13時14分17秒
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