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カテゴリ:プログレ
エマーソン、レイク&パーマー『恐怖の頭脳改革』 見た者を石に変えてしまうというギリシヤ神話のメデューサ、その顔を覆う頭蓋骨と機械。 これだけの毒々しいジャケットの中から聴こえてくる音楽はELPの代表作である。 初めてこのアルバムを聴いた時、私の体はまさしく石になったように感じになりました。 「聖地エルサレム」「トッカータ」「スティル・ユー・ターン・ミー・オン」と続き、「悪の経典♯9」となれば、これは完全にノックダウン状態になりました。 これを客観的且つ冷静に聴いていれば、単なる騒がしいだけの音楽となってしまうのだろうが、10代の若者にとっては、欲望のままに動いたように頭の中は真っ白状態になります。(絶対に!!) しかし、どうしてでしょうか次回作の『四部作』では、脂のないマグロのような状態になってしまったのは。 きっと、メデューサのよって石になったのは、聴いた人ではなく、ELPそのものだったのではないでしょうか。 メデューサの祟りだったりして。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年05月13日 13時07分10秒
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