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カテゴリ:プログレ
ELP『トリロジー』 ELPの第四作目ですが、このグループはデヴューから全力疾走している。 当然、このアルバムも全力である。 「フロム・ザ・ビギニング」のようにアコースティックな曲もあり、また出来が良い。 特にお気に入りがアルバムと同じ題名の「トリロジー」である。 静寂の中から、最初のクラシカルなグランドピアノの音色に続いて、それがジャズ風に、そしてシンセサイザーとなる。 キース・エマーソンのぐいぐいと押しまくるリズム、ワルノリともいえるノリ、 それに対抗するカール・パーマーのドラム、 グレック・レイクのベースも負けじ、と追いすがる。 このまま飛んでいてしまう位に、シンセが空を舞い、宇宙を飛んでいってしまうのではないかといえるほど。 そして急降下し、地を這うような打楽器との競演。 次回作の悪の教典#9の予言のように。 ELPの良さが十二分に出ている作品と思います。 「奈落のボレロ」もいい、 ELPは日本での人気は絶大でしたが、この作品でも納得できます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年11月19日 14時16分45秒
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