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テーマ:洋楽(3392)
カテゴリ:ビートルズ関係
ダブル・ファンタジー ジャケットを見て、ちょっと恥ずかしくなってしまう ミュージシャン名はジョン・レノンだけではなく、オノ・ヨーコとの連名になっています。 このアルバムが発売された背景には、息子ショーン・レノンの養育のため、実質的に音楽界から遠ざかっていたジョンが、そのショーンから『お父さんはビートルズだったの?!』という一言で、復活を決意した、ということで。 永らくジョンの曲を待っていたファン待望の新作でした。 で、その作品の評価は?というと。 当然、全曲ジョンの曲を期待していたのですが、半分はオノ・ヨーコの作品で、その意味からは喜びも半減でした。 また、当時としては斬新過ぎるヨーコの歌い方には、かなり抵抗はありましたし、特に2曲目の「キス・キス・キス」は最後まで聴くことは出来ませんでした。 しかし、そんななかでもジョンの曲はさすがです。「ウーマン」はジョンの名曲に挙げられる出来映えですし、「ビューティフル・ボーイ」「スターティング・オーバー」なども。 ただ、全体的なイメージとして、ジョンの曲はロックの魂がいつも宿っている感じがしたのですが、このアルバムの曲は《甘い》感じ、良く言えば《アット・ホーム》な感じがしました、私も感じたこの感覚がまさかあのような悲劇になるとは思いもよりませんでした。 当時の私は、社会人になった年で、この日も会社の同僚とスナックで飲んでいたところ、悲報に接したわけですが、大変ショックでした。 なんと言っても、私がロックにのめり込んだのも、全てビートルズの音楽との出会いからでしたから。 そして、これにより、ロックの一つの時代が終わり、80年代を迎えたわけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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