|
テーマ:洋楽(3359)
カテゴリ:アメリカンロック
トッド・ラングレン『バック・トゥ・ザ・バーズ』 トッド・ラングレンというと、私はホール&オーツのダリル・ホールの声と蝶の絵を顔に施した姿、そして長い顔、を思い出します。 私と同じように感じる人も少なくないのでは。 それほどトッド・ラングレンとダリル・ホールの声は似ていると思います。 ロック界ではELPのグレッグ・レイクとエイジアのジョン・ウェットンのように替え玉的に使われているケースもありますが、声の似ている割合ではトッド・ラングレンとダリル・ホールのほうが一枚上だと思います。いや、似ているというより、ほぼ同じだと思います。 ま、そんな訳でトッド・ラングレンですが、このアルバムはライブ・アルバムでトッド・ラングレンのソロの集大成てきなものとなっています。 トッド・ラングレンとダリル・ホールの声は似ていると、言いましたが、音楽的にはもっとロックっぽく、荒々しさをもった感じでしょうか。 彼の音楽は何か独特の感じがします。 単純なアメリカン・ロックではなく、どことなくブリティシュを感じるところもありますし、何かプログレっぽい感じもします。 ヒット曲というのはあまりありませんが、決して出来が悪いわけではありません。 全米のヒットチャートを賑わしたといえば「ハロー・イッツ・ミー」ですが、この人はプロデューサーの方が主ですから。 ちなみに、彼がプロデュースした主な作品は、ミート・ローフの『地獄のロック・ライダー』、トム・ロビンソン・バンド、チューブスの『リモート・コントロール』、パティ・スミス、リック・デリンジャー と異色です。 個人的にはチューブスの『リモート・コントロール』は大好きなアルバムでした。 ですから、トッド・ラングレンの場合、異才、奇才といわれることが多かったような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年04月19日 17時23分19秒
コメント(0) | コメントを書く
[アメリカンロック] カテゴリの最新記事
|