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テーマ:ロックおやじ70(197)
カテゴリ:アメリカンロック
ブルース・スプリングスティーン 『闇に吠える街』 よく人間の世襲について、初代の成功の後の二代目と三代目について語られることがあります。 二代目は初代の成功の余韻があり、また初代が生きていることから多少ぼんくらでも何とかなる。 しかし、その家の鍵を握るのは三代目が勝負であると。 三代目が良いか悪いかで盛衰が来まると、 しかし、最初のブレイクにのり、続けてより良い作品を作ることが出来ると、一気に一流になれる。 その事象は音楽にも当てはまるように思います。 ブレイクしたあとの次の作品の出来映えと、その次の作品がどうか このアルバムの場合は個人的には前者だと思っています。 いまこの作品を改めて聴くと非常に良い!! しかし、当時はどうかというと、セールス的には良かったと思いますが、如何せん前作の『ボーン・トゥ・ラン』の衝撃が凄いだけに、どうしても二番煎じ的に色眼鏡で聴いてしまっていました。 そして、その次の『ザ・リバー』でまた見直した、という感じです。 しかし、時が経つと『ボーン・トゥ・ラン』の衝撃と関係なく、素直にアルバムの良し悪しを感じます。 この《衝撃》というのは遺憾ともしがたく、その時代に生きて聴いていたという人にしか判らない感覚でしょう。 でも、ほんとに改めて聴くと良い曲ばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年06月29日 17時40分45秒
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