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テーマ:ロックおやじ70(197)
カテゴリ:アメリカンロック
カンサス 『モノリスの謎』 スタジオ録音のアルバムとしては『暗黒への曳航』に続くアルバム。 前作の延長線上にある、と言われていますが、前作に比べて組曲的な面が薄れてロックぽさが強調されているような。 前作はまさにアルバム・ジャケットを音楽で表現したかのような内容でしたが、今回はその関係があまり感じられません。 カンサスのアルバム・ジャケットは好きです。 今回はモノリスが主題となっていますが、ジャケットもまさに未来の地球は荒廃し、未来を予言して忽然と消えた古代インカ帝国の民族が唯一残された人類として復活している絵画調となっています。 「オン・ジ・アザー・サイド~謎の沈黙」と「ピープル・オブ・ザ・サウス・ウィンド」「リーズン・トゥ・ビー」はシングル的でなかなかの曲となっています。 ただし、前作に比べて先ほど述べたようにロック色が強くなり、やや曲の作りが粗雑になっているように感じます。 そのせいか、確かこのアルバムは前作ほど売れず、徐々にカンサス人気が落ちていった記憶があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年11月13日 23時14分39秒
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