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テーマ:ロックおやじ70(197)
カテゴリ:プログレ
ムーディー・ブルース『オクターブ(新世界の曙)』 やっと発売された『セブンス・ソジャーン』以降の作品の紙ジャケ・シリーズである。 それもSHM-CDとなって。 確かにオリジナル・アルバムも『セブンス・ソジャーン』とこの『オクターブ』の間にはだいぶ間があった。 前作までの作品に比べ、ロック色が強まった感じがします。 その原因としては、それまでのメロトロンを強調した曲作りからシンセサイザーへの変化があります。 6曲目の「トップ・ランク・スイート」などは従来にはない曲だと思います。軽快でサックスまで入っています。 個人的には「スライド・ゾーン」が大好きですね。 当時はよく口ずさんでいました。ノリがよくて、カッコ良かった。 ただし、このアルバムは従来と違い、トータル・アルバム性が薄いように感じます。 また、このアルバムのジャケットは従来の絵画調から写真へと変り、ムーディー・ブルースの文字もすっきりとさせています。 このことは評判が良くなかったのでしょうか、次回作からまた絵画調に戻りました。 当時のレコード会社には申し訳ありませんが一番気に入らなかったのはアルバムの邦題です。 それまでのアルバムの邦題は良かった。 『童夢』『子供たちの子供たちの子供たちへ』等は秀逸だと思います。 それに比べ『新世界~』シリーズは面白みに欠けているような、 いっそ『オクターブ』『ボイジャー』など本題そのままの方が良かったのでは? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年12月02日 21時19分24秒
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