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テーマ:ロックおやじ70(197)
カテゴリ:プログレ
ムーディー・ブルース 『ロング・ディスタンス・ボイジャー』 ≪ムーディー・ブルースの最高傑作≫とでも言って良いのではないかと思います。 デビューから10年以上経ったグループが最高傑作を発表するというのはそうあることではないと思います。 前作の一応延長線上にはありますが、それでは違いは? マイク・ピンダーの脱退とそれに変るパトリック・モラーツの加入です。 パトリック・モラーツはご存知のように一時期イエスに在籍していましたので、それなりに有名であり有能だと思います。 なぜこのアルバムが最高なのか、 それはやはり楽曲ではないでしょうか。 かつてのアルバムはトータル性こそ強いものの、その分1曲1曲の曲そのものの価値は全体のバランスの中に沈みがちとなる傾向があります。 それに対し、このアルバムは1曲1曲の完成度が高いと思います。 1曲目の「ザ・ヴォイス」から「トーキング・アウト・オブ・ターン」そして「ジェミニ・ドリーム」は完璧と言ってもいいのでは。 1と3曲目はシングル・カットされアメリカのチャートでも上位にランクされました。個人的にも大好きな部分です。 先ほどもコメントしましたがパトリック・モラーツがどのように影響したのか、マイク・ピンダーも存在感もありアルバム作りのでの必要性は高いと思いましたが。 そしてこのアルバムのジャケットも魅力の一つです。 アルバムの1曲1曲とジャケッの登場人物の人生物語が一致しているようになっています。 その美しさはCDではもう一つ魅力が出ませんが、レコードでは存分に味わうことが出来ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年12月25日 22時35分15秒
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