ロック魂７０（おやじロック）

ボストン　『幻想飛行』

1976年にこのアルバムが発売された時は一つの驚きでした。

その理由は
　・ハード・ロックのわりにアコースティックな感じがして軽く、舞い上がる感じが気持ちいい
　・音が非常に良い音で録音されている
　・リーダーのトム・シュルツが天才の集まるマサチューセッツ工科大学の卒業生であること
でした。

そして、このアルバムはデヴュー・アルバムとしては破格な売行きを示しました。
ボーカルの伸びやかな声と歌い方はたちまちロック・ファンの虜となり、シングル「宇宙の彼方へ」は大ヒット

音源の良さは、同じ時期に発売されたアース・ウィンド＆ファイヤーの『太陽神』、スティーリー・ダンの『エイジャ』とともにステレオの音質比べ用のレコードとして利用されていました。

個人的にも好きなグループでとりあえず全部アルバムは持っています。