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テーマ:ロックおやじ70(197)
カテゴリ:アメリカン・ポップ
カーペンターズ 『パッセージ』 ロックを語る、このブログでも時としてロックではなくポップを取り上げる場合がありますが、今回もポップの王道といえるカーペンターズです。 この『パッセージ』はカーペンターズとしては異質な存在のようです。 この頃、カーペンターズは全盛期から下り坂に向かっていたころで、リチャード・カーペンターは悩んでいた時期、カレンは太るという肉体的な悩みが深くなっていった時でした。 このアルバムの異質さは、そういった状況の中で生み出されたものだと思います。 ヒット曲を単に散りばめたというのではなく、アルバムということを意識している作りになっていると思います。 ですから、このアルバムはロック評論家には高い評価をされたようです。 このアルバムで一番カーペンターズらしい曲は「二人のラブソング」でしょう、逆にらしくない曲が多いと思います。 一番らしくないのが「月影のバルコニー|泣かないでアージェンティーナ」でしょう。 この曲の判断は個人により分かれると思いますが、どうでしょう、出だし部分のオッペラは不要な気がします。 そして、シングルにもなった「星空に愛を(コーリング・オキュパンツ)」。 この曲は個人的に好きです。 この曲の展開のしかたはポール・マッカトニーが得意とするところで「アンクル・アルバート~ハルセイ提督」や「ビーナス&マース~ロック・ショウー」で使っています。 リチャードもカレンももっと自信を持ってよかったと思います。人には判らない悩みがありますが、カレン残念でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年03月03日 22時40分20秒
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