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テーマ:ロックおやじ70(197)
カテゴリ:プログレ
ムーディー・ブルース『デイズ・オブ・フューチャー・パスト』 ムーディー・ブルースの1967年の作品。 これまで私はこのアルバムを購入していませんでした。 理由は、このアルバムを30年以上前に友人から聴いた時の印象がクラシック的過ぎて馴染めなかったことによります。 最近、このアルバムの評価をよく目にしたことから、購入する気になりました。 アルバム・ジャケットは何やらピカソ風で、ちょっと近寄り難い感じがします。 内容的には、一日を表現しているわけですが、オーケストラも違和感なく、美しく、聴きやすい。 出だしは、リック・ウェイクマンの『地底探検』のナレーション部分と似ていますが、時代的にはこちらのアルバムの方が早く発表されていますので、表現は逆になりますが。 やはりこのアルバムのヤマ場は6曲目の「夕陽とたそがれ」から、最後の「サテンの夜」でしょう。 両方の曲ともヒットしましたが、やはり「サテンの夜」は名曲中の名曲です。 関心するのはムーディー・ブルースは≪はずしたアルバムが無い≫ということ、です。 このくらいアルバムを発表しているグループというのは大抵何作品かは失敗作というものがあります。 しかしムーディー・ブルースにはそれがありません。 これは凄いことで、もっと評価されても良いのではないでしょうか? アルバムを買う上で、その出来映えというのは心配で、外した時はがっかりしますが、ムーディーはそれが無い。 素晴らしいグループです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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