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テーマ:洋楽(3359)
カテゴリ:ウエストコーストサウンド
イーグルス『ロング・ロード・アウト・オブ・エデン』 アルバム『ヘル・フリーゼス・オーヴァー』以来十数年振りのオリジナル・アルバム。 しかし、『ヘル・フリーゼス・……』はライブ・アルバムなので、スタジオ・アルバムとしては『ロング・ラン』以来約30年振りである。 非常にうれしいことである。 もう初老を迎えているミュージシャンが、アルバムだけ聴いていれば、それほど年齢を感じない。 それほど派手ではなく、落ち着いた雰囲気で、各メンバーがじっくりと聴かせてくれる。 しかも二枚組というサービスである。 と、ここまではいいのですが、アルバムを評価すると《散漫》という感じがします。 二枚組となった理由はいろいろあると思いますが、個人を尊重し過ぎた結果とも思えます。 1曲1曲粒ぞろいの曲ではありますが、グループとしての一体感があまり感じられません。 《グループとして発売する必然性があったのか?》とも思えますし。 また、曲が多すぎて1曲に集中することが難しい。 昔のように曲数は少なくても、緊張のある、密度の濃い曲を期待するのは無理なのでしょうか。 それから、このアルバムの日本での発売元であるユニバーサル・ミュージックに言いたい。 曲のタイトルにやたらに日本語をつけるのはやめて欲しい。 昔のようにカッコイイタイトルなら歓迎ですが、何が何でも日本語的な考えはやめてほしい、 特に「宇宙の中心で愛を叫ぶ」は何なんだ! 半分洒落でつけたのだろうけど、イーグルスの曲にたいしてくだらない洒落は失礼ではないか、残念です。 ただし、なんだかんだといっても、アルバムが出てくれるだけで良い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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