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テーマ:洋楽(3359)
カテゴリ:ビートルズ関係
ポール・マッカトニー『パイプス・オブ・ピース』 最近マイケル・ジャクソンが亡くなったというわけではありませんが、このアルバムにはポールとマイケルのデュエット曲が2曲入っています。 その曲は「セイ・セイ・セイ」と「ザ・マン」ですが、やはりポップス界のトップ・スターが作っただけあって素晴らしい出来映えです。 特に「セイ・セイ・セイ」は、当時のビデオ・クリップでも共演し、二人のピエロ姿が印象的でした。 当時はマイケルの方が勢いが良くて、ポールがその人気にあやかるという感じがしましたが、一方ではスティービー・ワンダーとの「エボニー&アイボリー」など、ビッグ・スターとの共演が続いていた時期でもありました。 では、このアルバムの内容といえば、どの曲もそれなりの及第点というところで、そんな中では「パイプス・オブ・ピース」は一押し、という感じです。 この傾向は、その後のポールのある種の癖のようで、及第点の曲は多いのですが、刺激も少なく、ごり押しもせず、だんだん小粒な曲作りになっていってしまったという感じがします。 ポールにはある種の緊張感というものが必要で、ジョンとか、グループの主メンバーとしての責任とか、そういった状況が徐々になくなったのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年07月26日 19時27分15秒
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