ロック魂７０（おやじロック）

ビートルズ・リマスター『リボルバー』を聴く。

今回のリマスター化で一番早く聴きたかったアルバム。

昔聴いた時はそれほどでもなかったのですが、なぜか聴きたかった。

「エリナー・リグビー」の最初の出だしのポールの歌声はよりインパクトを増している。

「アイム・オンリー・スリーピング」ってこんな感じだったっけ？というくらいにジョンの歌声に抑揚を感じ、ポールのベースも強い
かなり電気処理された感じが良く出ていて音楽的進歩を感じます

「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」は楽器が抑えられて、コーラスを強調、より名曲としての風格を感じます。

「イエロー・サブマリン」この時代にこんな曲が出来ていることが不思議になるほどの、ある種完璧な作品と思います。
潜水艦に本当に乗っているような効果音をいれるなど凄い。そしてリンゴのボーカルがまた良い。

「グッド・デイ・サンシャイン」、全体的に厚みを増した感じ、

「アンド・ユア・バード・キャン・シング」個人的に凄く好きな作品。こんな単純な曲にビートルズの凄さを感じます。楽しくて、つい口ずさんでしまいます。

「フォー・ノー・ワン」何気ない曲のホルンの音が良い感じ、ポールの諭すような歌い方が良いです。

「ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ」ビートルズで初めてホーンセクションを前面に出した曲で、ホーンセクションなかったら今のこの曲に対する評価はなかったのではないでしょうか。リマスターでホーンもスッキリです。

「トゥモロー・ネバー・ノウズ」ビートルズのプログレシッブ的な曲ではないでしょうか、この程度になると、単なるビートルズをアイドルとして見ていたファンにはついて行けなくなっのではないでしょうか。

いずれにしても、次回作の『サージェント・ペパーズ・……』へと発展するアルバムとしてあらゆるチャレンジをしていて、非常に１曲１曲異なった楽しみかたが出来るアルバムということを再認識しました。