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テーマ:ロックおやじ70(197)
カテゴリ:アメリカンロック
シカゴ『ラヴ・ミー・トゥモロウ』 大ヒットしたアルバムです。 ジャズ・ロックやブラス・ロックを標榜したシカゴもこの頃にはほとんどジャズの面影はありません。 作詞・作曲の面でもロバート・ラムの存在は影が薄くなり、 変わってピーター・セテラが握り、ボーカル面でもメインとなっています。 個人的には好きです。 若干のハードさを持ちながら、リズミカルでメロディアスでバラードもあり これで売れない訳がありません。 初期の頃のファンにとっては軟弱に思われるかもしれませんが この変化こそシカゴが長く人気を維持できている原因と思います。 ヒットした「素直になれなくて」や「ラブ・ミー・トゥモロウ」の他にも粒ぞろいの曲が多く 4曲目の「チェインズ」などのシンセサイザーの音色を聴くと当時の、産業ロック的な要素もチラつかせて結構、商売上手です。 しかし「素直になれなくて」から続く「ゲット・アウェイ」のフォーンセクションは気持ちの良いハードさがあり、 初期からのファンにもアピールしてくれてうれしい限りです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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