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テーマ:ロックおやじ70(197)
カテゴリ:プログレ
ピンク・フロイド『ファイナル・カット』 ピンク・フロイドの分裂の原因?となった作品。 この作品の出来映えの良し悪しを語るよりも、この作品のイメージは《 鬱 》。 フロイド復活となった作品の邦題と同じ鬱である。 全曲ロジャー・ウォーターズのボーカルで、 ウォーターズのソロ・アルバム『ヒッチハイクの賛否両論』と聞き比べても 如何にこのアルバムがウォーターズ中心で作られたかが分かる。 これでは分裂も当然である。 アルバム『ザ・ウォール』の続編的アルバムということで、 当然、『ザ・ウォール』はウォーターズ中心のアルバムということになる。 そういえば彼はソロとして『ザ・ウォール』のライブを行ったことが理解できた。 話をこのアルバムに移すと、ウォーターズの表現するところの、 人間の内面的な部分が表現されている反面、明るさ、という面が無い また、ギルモアの存在がほとんど感じられない。 シンセサイザーの使い方にリチャード・ライトをやっと感じます。 これだけウォーターズが前面に出ていて、イニシアチブを握っているのに 何故かピンク・フロイドを追い出された形になったのでしょうか? これも多数決か? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年02月06日 16時34分21秒
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