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オフミの温泉メロディ

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Jan 2, 2006
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テーマ:洋楽(3359)


このバンドについての説明はもはや不要でしょうが、一応・・現在クイーンで活躍中のポール・ロジャーズが、同じフリー出身のサイモン・カーク(ドラム)、元モット・ザ・フープルののミック・ラルフス(ギター)、元キング・クリムゾンの(故)ボズ・バレル(ベース)という輝かしいキャリアを持つメンバーを勧誘し結成したスーパー・バンドであります。

 ディープ・パープルのヴォーカル、イアン・ギランが脱退した後任に、リッチーはパープルをブルースフィーリングを取り入れた新しいヘヴィロックバンドに脱皮させるべく、FREE解散後フリーにしていた(レベル低いシャレだな)このポールを後任ボーカルにと考えていましたが、「新しいバンドを結成するから」とあっさり断られたらしいです。
 それで、ブルースに向いた「渋茶声」のデビカバをスカウトすることになったのですね。

 さてこの世界屈指のボーカリストの力量はさることながら、フリーで一世を風靡したサイモンカーク(正直私の好みではないですが)の重いドラミングとともに、ボズのいちいちツボを押さえた動きのよいベースが素晴しいです。

 それにしても、あのやたら難解なキンクリからこのプリミティブ志向へのボズの転身はすごいと思いますね。まるで天台宗の堂僧となった後、法然上人を慕って念仏の易行に入った親鸞聖人のような・・ってどーゆー例えだ!(笑)。

 しかし私はこのボズのベースの活躍がなかったら初動段階でのバンドの成功はここまでなかったと思います。
ギターは・・あまりよくわかりませんが、詳しくはZACKの師匠の解説(??)を参照してくださいまし。

WEB MAGAZINE  GYAN GYAN 

1.Cant' Get Enough

 この曲のシングル・ヒットとともにアルバムが全米No.1となりました。
 ガツンとかますイントロからエンディングまで、明るいノリで実にムダなく構成されています。

2.Rock Steady

この曲には思い入れがあります。なにせ、学生時代、ドラムをやって初めての練習曲なのでした。
オカズも単純だし、このバンドならコピーできそうだぁなと思って・・(笑)。
ギタリストのヤツもほとんど初心者でしたが、アドリブ・パートを音だけならなぞれそうであった(笑)。私もちょっとできそうな気がしていました(笑)。
 おお、一曲完璧にコピーできたようだぞ!と当時は自己満足していたのだがバスドラのアタマがダブル打ちなのは聞き取れていませんでした(笑)。
 二度目の♪Rock steady!で出てくるタドド・タドドッドド・タカタカ(ドはバスドラね・笑)がうまくいってほくそ笑んでいると♪Rock!Rock!Rock!のところで、ヴォーカルにつられてタイムが滅茶苦茶になるのでした。(笑)。
 こういういきさつを抜きにしても(笑)このアルバムの中で一番好きな曲です。
 特にイントロからドラムが入ってくるあたりの重た~い感じ、いかにも「俺たちヘビーロックだもんね~」を宣言しています。

3.Ready For Love

 この曲が3曲目というのは実によく考え抜かれています。
 ハードでノリのいい曲2つ続けたあと、ポールの一番得意とするスローなナンバーで悩殺。石田三成が秀吉に出した「3杯目のお茶」というやつ・・(またもや、ヘンなことを・・)。
 このアタマ3曲で十分ヒット作の資格は備えました。
 あとはたとえ全部捨て曲でも売れたであろう。あっ、何という罰あたりなことを。

4.Don't Let Me Down

 この曲だけ独立して聴くとちょっと中だるみを感じますが、映画の最後、クレジットなどで流すとガチッとはまり、感動を倍化させるかも。もうどこかで使った?

5.Bad Company

 これも文句なしの名曲。ボズの動きのいいベースにも注目。
 逆にミックのギター、艶っぽいのはいいけど、もうちと運動量が・・ってサッカーじゃないですか、私にはチョット物足りません。これでいいのかもしれません。他のギタリストが弾くとどうなるか聴いてみたくなる。

6.The Way I Choose

 私はこの曲を聴くとなぜか無性にTHE BANDが聴きたくなってしまいます。
 全然違うタイプのバンドなのに・・ギターのフレーズのどこかが継ぎ手になるのかな~。
 くぐもったような細かいクローズド・ロールからいきなり明快なオカズに移行するあたりがサイモンカークの得意技ですね。

7.Movin' On

 躍動感のあるロックン・ロール。
 またしてもイマイチハードにならないミックのギターが物足りませんが、この耳触りのよさがビッグヒットの秘訣だろうか(と、思い直す)。

8.Seagull 
 
 エンディングはツェッペリンあたりを思わせるアコギのナンバー。
 歌詞もわりにありがちではありますが、さっぱりと終わらせたかったのでしょうか。
 これは好みの問題だが、私の耳には刺さってきませんでした。

 全体の客観的な出来は★★★★+halfか。

 私にとってはときどき奥からひっぱり出して味わいたくなる「梅干」のような一枚です。





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最終更新日  Nov 13, 2010 06:07:21 AM
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