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カテゴリ:邦楽(ポピュラー)
HEAVEN’S DRIVE /L’Arc~en~Ciel 1999
少し懐かしいシングル盤の話題です。 5年ほど前、我が家でドライブに出かけたときには、クルマの中で掛ける音楽は長男と長女が交代で選ぶことになっていました。 その主導権争いは熾烈で、片方が一曲多く選んだだけで大喧嘩になる始末。 ある日長女がなにげに掛けた一曲が耳に刺さりました。 「ン?・・今の曲、もう一回かけてくれないか」 「これ、ラルクだよ」と長女、なげやりに答える。 「ラルクのどこが悪いんだ」 「パパさ、前にラルクの曲掛けたとき、「なんだこのボーカルの切羽詰った唄い方は」ってさんざん悪口言ってたじゃん」 「・・・。」 これは大変失礼致したもの。では前言を撤回したうえでもう一度聴かしていただきます。 「むうう・・」私は改めて感動しました。 やっぱりこれはどう聴いても日本版・現代版のHIGHWAYSTARだっ! ボーカルはいまひとつ馴染めないものの(笑)、すばらしい疾走感、絶妙なフレーズのギター、曲にぴったりはまったコーラス、やや軽いものの残響の鮮やかなスネア。 彼らは70年代ブリティッシュHRのエッセンスをすべて咀嚼吸収している!曲のすみずみまでいいとこどりじゃっ!ギターソロの直前のキメはスコピだな(笑)! しかも一切ムダがないから何べん聴いても飽きない。これは凄い曲です。 特に感心したのはTETSUの、バンドをぐいぐい引っ張るベース。 イギリスのHRグループでもこれだけフレーズ豊かでウネるベーシストはそういないのでは。私はこの曲でラルクをすっかり見直してしまいました。 しかしそのあと長女から借りて聴いたベスト盤は私には曲によってかなり好き嫌いが別れたのでした。どよよ~んとした曲も多いのですね。 今は長女は外国に渡ってしまい、ラルクの新譜は聴けない環境になってしまった。 いい曲出してるかな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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