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オフミの温泉メロディ

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Jan 3, 2006
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湯宿 元河原湯湯宿 元河原湯

遠くからは近代的な(死語?)4階建が目をひきますが、玄関周りは木造の旧館を生かし、旅籠の鄙びた味わいを残していました。

フロントには囲炉裏のコーヒーラウンジがあり、ほっとする雰囲気。

山形県肘折温泉の回湯は明徳年間(1390-1392)とする説(阿吽院文書)と大同二年(807)とする説(蜜蔵院文書)が相対しており、後者によると肘折は弘法大師の開湯説と符号します。

ここは東北の桃源郷ではないか、

周囲を険しい山々に囲まれ擂り鉢の底のようなところに所狭しと立ち並ぶ、それぞれの由緒由来を囁きかけてくるような旅館、素朴な商店、こんなに風情のある温泉街は本当に数えるほどになってしまいました。

通された部屋は嬉しいことに、広々とした銅山川に直面しており、座ったまま川面を眺められます。そして雪を取り込んで凄まじいばかりの流れになった瀬音が窓を抜けて部屋に充満しています。昼も、夜も・・。

こたつがひとつ。

これは私にとってはたまらない、夢に見るような環境です。

 宿の平面図で確認すると、狭い部屋のほうが川に面しているので、一人旅の私にはうってつけということになります。

温泉は肌にいい含重曹泉。

 77.3℃の共同源泉と38.1℃の元河原湯源泉を混合し、適温としています。大浴場は大きくもなく小さくもなし。

 4階にあり、深山幽谷に包まれた温泉街を一望できます。
 むう~快適快適。どんどん洗い場に捨てられる湯がもったいない。

元川原湯楽天トラベルより
(写真は楽天トラベルより)

 でもそれが嬉しい。
 口に含むと、少し金気を感じます。そしてしょっぱい。
 しかし強い匂いはありません。

 湯で肩をさすると肌はたちどころにすべすべになりました。
 顔のほうは・・少し時間がかかりました(笑)。

湯の色は・・絵の具でいうとビリジアンに明るい灰色をまぜたような感じ。

料理は囲炉裏の配された二階会場で。一人客はカウンターに通されました。

このカウンターが極楽の席であって、正面に銅山川と赤い橋を見渡せるのです。

料理は一品づつ手の込んだものが出されます。
普通の旅館料理とは一線を画すものがあります。

まるで「こだわりの居酒屋」。

刺身もシャキッとしたものをごく少量、山形牛の陶板焼き、キノコの煮物、ヤマメの塩焼きなどどれもアツアツのウマウマでした。

朝食も同じカウンターで。

元河原湯朝食

さらに景色が冴え渡り、贅沢の極み。

「う~満腹じゃ~」という頃に、「納豆はお嫌いじゃないでしょうか」と、納豆もち2個!!

無論、ぺろりといただきましたとも。

帰りがけ、コーヒーを勧められましたが、帰りを急いでいたので辞退すると「じゃあ、これでもお持ち下さい」とホカロン。

うれしい差し入れでした。

総じていうと、この宿は隠れ家として最高だと思います。

一人旅以外では、カップルというよりは男同士、女同士の気のおけない仲間での旅行会などにいいでしょう。

部屋よし、湯よし、料理よし・・。

いわゆるコストパフォーマンスが極めて高い宿でありました。

 当然★★★★★。





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最終更新日  Dec 2, 2010 09:13:44 PM
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