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テーマ:今も心に残っている歌(675)
カテゴリ:邦楽(ポピュラー)
ーすべての思惑をヌキにしての大傑作ー
私は特に彼女のファンというワケではないですが、小室哲哉との別離、レコード売り上げの不振、「もんじゃ焼き屋事件」など、絵に描いたような凋落の構図を体現していた華原朋美は傍目にも痛々しかった。心機一転作と目されたこのAs a Personは、自分で傷口に塩を塗るような赤裸々な歌詞がなんとも・・。 きっとどちらか間違ってる とかそんな簡単な話じゃなくて 私にはすべてを賭けた いちど限りの冒険だった うむ~溢れる健気感~。 当時カイシャとしては「同情買い」狙いもあったのでしょうが、・・ 一切合財に関係なくひとつの作品としてみたとき、私はこの曲はかなり良く出来ていると思うですよ。 ♪デデデデデ~ というアンドリュー・ロイド=ワーバー作「オペラ座の怪人」風のイントロ(この二人の関係をあのオペラに例えたのか?)、劇的で美しいメロディ、骨太なバックのサウンド、もちろん歌にも・・単なる切なさだけでなくある種の強靭さも内包しているではないかと思えたりして。 作曲:菊池一仁、編曲:明石昌夫。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Nov 20, 2010 06:37:55 AM
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