|
カテゴリ:よもやま話
頻繁に夢で寺や神社がでてくるのはなぜでしょうか。
ある田舎の寺の住職に、こちらに来るとき6つの寺のご本尊の一部を集めてきてくれと頼んでいました。今、その一体一体をもとのところに納めにきているのです。 何のためにこうしているかはわかりませんが、一種の定着している儀式なのだろうと思います。 まがりくねった道路から右に、細く短い石段があり、その先に小さい祠がありました。 胸の高さくらいの観音開きの扉をあけると、中はからっぽ。 私はずっしりと重い頭像(仏ではない異形の顔)をその祠に安置すると、祠の中がぱあーっ赤く光って、頭像の目からも光線が迸りました。私はこれでこの寺の儀式は終わった、と思いました。 隣で生鮮食料品を営んでいる住職のところに報告に行きました。 まあまあ、ご苦労さんでした、とビールの栓を開けようとするのでクルマですので、と制し、玄関を出る。 一度歩いてもとの道路と反対側の道を歩きました。大型店舗の並ぶ国道のような道です。 西に300m歩いたところで南に折れる。そうすれば寺の前の道路に出ることでしょう。 しかしその道は細くなっていく一方で、寺につながりそうもありませんでした。引き返し、今度は間違いがないように東に向かって戻りました。 途中、店先のインスタント写真のブースくらいの大きさの神社がありました。 百済観音像のようなすらりとしたご神体が立っています。何の信仰なのかわかりません。 サイダー100円~500円(覚えていない)と札が下がっています。 手を合わせていると、店の店主兼神主が「どこから来たの」と話しかけてきました。 寺にはいつまでも着かず、途中でこんな田舎にどうして!と思うほどのショッピングセンターがありました。 敷地2万坪といった感じです。 道の先はどん詰まりになっていて黒い民芸風の外壁をもった、恐ろしく古びた宿の敷地に入りました。 宿の中は雑魚寝ですが、一人用のトロッコ車が走っていて、人の寝ている頭や足先の間をかいくぐるようにして走っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[よもやま話] カテゴリの最新記事
|