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オフミの温泉メロディ

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Feb 6, 2006
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カテゴリ:よもやま話
 筒井康隆の小説を読んでいます。

 戦時中、マニラあたりで貿易商を営む男の物語。

 主人公の名前が自分と同姓同名なことに気づきました。

 契約書が眼前に浮かびました。
 確かに片方には私の実名の署名があります。

 ほう・・面白いことがあるもの・・と興味深く読んでいるうちに、時空ががたがたと揺れ始めた。契約書の文字も大きく揺れて、やがて自分の筆跡となりました。私は小説の中にまったく同化してしまいます。小説は私の人生の予言だったのです。

 私は貿易がうまくいきすぎて、取引制限を超過してしまい、裁きの場に引きずりだされています。
 利益が出たら、この地に学校を寄付しようと思っていたのに。

 テオティワカンの史跡のような、段々に石の組まれた丘のてっぺんに、トゥーラのピラミッドにある像の顔がずっと連なった、奥行き2メートル、幅10メートル高さ30メートルほどの壁が立っている。

トルテカの夢

 その前の広場が裁きの場だ。

 4~5人がいま目の前に座らされています。
 私は塔の前に第三者のような立場で立たされています。

 一人の神父は、「自分はキリスト教なのでこの文明での過ちは犯しようがない」といい逃れをしようとしました。っていま
 私は、なんという卑劣な言い分だろうと思っています。
 周りの人たちがよく言うよ、という風にケッケと笑っています。
 こんな弁解で、この神父は罪を免れました。

そろそろ自分の番が来ます。
 こんな裁きは真っ平だ。
 私は今大地震が起きるといいと思いました。
 そして、果たして地震が起こりました。

 とてつもない大きな地震。

 この文明自体が崩壊すると思いました。
 私は崩れていく建築物の破片をよけながら、丘の下に向かって駆け続けました。
 下には円形のプールがあります。
 私はその中の小島にたどりつきました。





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最終更新日  Dec 7, 2010 06:24:35 AM
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