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カテゴリ:鳴子温泉郷(宮城)
一人で泊めてくれるし、それで料金が跳ね上がったりすることもないありがたいところです。
このときも仕事に追われる日々を送り、「コノヘンデ交感神経ヲ交代サセズンバオノレノ身命安寧保障サレルヲ得ズ」という切羽詰ったいう心境になりました。栗駒あたりを攻めていたのですが、さあ、ドライブだけでは気がすまない。 高速道路のICから電話してここに投宿することになったのです。 中山平温泉。鳴子温泉よりさらに西進したところにひっそりと佇む山あいのいで湯(なんという陳腐な表現をしてしまったか・笑)。 「琢秀」という料亭風旅館が有名ですが(ここには1995年家族で泊まった)、そのほかにも個性豊かな湯宿が点在している佳境です。 私が温泉ガイドブックからこの宿を選んだ理由は、風呂の写真の雰囲気が非常によかったからです。 この宿も夫婦2人でやっているような小さな宿。 物腰の丁寧な旦那さんは昔フォークかグループサウンズでもやっていたでしょうか(笑)。 建物は改築したばかりか、小奇麗です。部屋にトイレもついており、一人で自然を呼吸しながら読書する環境としては贅沢すぎるくらいです。 風呂は期待どおりとても素晴らしく、洗い場まで全部木をふんだんに使って、しかも思い切って窓を広くとり、森の精霊たちが通り抜けるようです。 (写真は楽天トラベルより) 湯はわずかに硫黄臭。わずかにトロミ。この「わずか」がこの宿の品を良くしています。 料理もトビコミにしては悪くなかった。 団体向けの宿だと、得てして出来合い、レトルト、瓶詰でごまかすようなところがあるのですが、家族でやっている宿というのはこういうところがいいですね。 夕食、朝食ともに、部屋でゆっくりといただけます。 冬に行ったので、翌朝クルマの窓が凍りついていました。 オーナーのご夫婦は宿の裏でじゃんじゃん捨てている温泉の湯をバケツに汲んで窓にかけてくれました。 夫婦そろってのお見送り。また来ますう~と心に誓ったのだが、その後2回ほど(土曜の夜だったので満員)フラレテおります。 結構、皆さん合宿などで泊まっているようです。 ★★★★。 星の湯旅館 中山平温泉 名湯秘湯うなぎ湯の宿 琢秀(たくひで) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Dec 23, 2010 06:00:35 PM
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