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オフミの温泉メロディ

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Feb 25, 2006
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【CD】ディープ・パープル /ライヴ・イン・ジャパン<2005/6/22> 
 

あ~ついに踏み込んでしまった~。

ロックという音楽領域が到達した最高峰の演奏記録。

私がLPで持っているのがLIVE IN JAPAN、CDではMADE IN JAPAN(笑)。

CDのほうはSpeed Kingも入っているが、これがなぜ当初アルバムに入らなかったかは一聴して明らか、リッチーが絶不調なのである。

そもそも難しい曲なんだけど、ジャジーなドラミングに乗りっぱぐり、しょうもない3連のフレーズを弾いてごまかそうとするリッチー・・。
これはさすがに聴きたくないな。

 ロックの名曲を名曲たらしめている要素の最大のものは何かと、考えたことありませんか?私もまだ結論は全然出ていないのだが、このアルバムにヒントがあるような気がしているのだ。

 ・・「勇猛な魂」という言葉が、少しかすってるかなあ・・。 

また、ポップさはともすれば衆愚に陥るのだが、奥深いハイテクをうまく披露しているところが、不滅の人気を誇る秘訣なのだろう。

★★★★★ 


1.Higway Star

古今東西のロックミュージック中、これこそベストの演奏と私は言い張りたい。
演奏前の緊張した各パートの音のチョコだしから始まり、ギター、ドラムがこの超名曲が始まるぜ!という雰囲気を序々にもりあげていく。

 このアルバムで何がすばらしいって、ベースのサウンドが実にいいのだ。
 地を這うような最底辺のオトのほか、リッケンバッカー使用により高音部も豊かに表現され、ピックで弾く音がシュシュシュ・・とクールに全体エステ。

リッチーのギターは相当キレ気味で(いつもか)、お約束フレーズもところどころすっ飛ばしたりしているが、そのことがこのテイクの出来をそこなうのでなく、むしろ狂気を演出していて、これぞハレの極み!

2.Child in Time 

 2期パープルの東西横綱を2曲続けてもってくるところがまたやってくれるわい。

 ♪チャンチャンチャ~ン・・イントロから肌がざわざわしてきますね。

 ギランの最盛期の最高のシャウトが聴ける。

 またインプロビゼーションの局面での全員一致のグルーブが凄さまじい。

3.Smoke on the Water

 日本人の観客、コノコロ民謡ノ手拍子シカシタコトナカタ。ダカラアタマ

ウチノノリデ、リッチー苦笑シナガライントロヤリナオシタ。中ニハ手拍子

ノツイデニ「手ヲサスッテイル」猛者モイタラシイ。

 ベースのデデデーという入り方はシンプルながらロック間の金字塔、コロンブスの卵的快挙であろう。

 これやってるだけでベースがうまくなったような気がするから、当時ほとんどの初心者にコピーされたのもわかる。

 そうそう、高校のとき授業をサボって悪友とぶらぶら歩いていたときよくした遊びがあったっけ。

A:ひまだな~・・
  ジャッジャッジャ~、ジャッジャッジャジャ~・・。

B:シャカシャカシャカシャカ・・。

C:ドデデデデデデ・・。

 そう、「スモークオンザウォーターごっこ」をしていたんである(笑)。

4.The Mule

 これを厨房+わずかの年で初めて聴いたときは腰を抜かした。

 なんて破壊力のある曲なんだっ!

 そしてドラムソロ。タムとバスドラを三連でやるギミックを知らなかったので、この人何本手があるんだ?と首を捻ったものだ。

5.Strange Kind of Woman

 イントロ良し!!

 ここではギランとリッチーの掛け合いが楽しめる。

 ギランが歌うフレーズをリッチーがコピーするのだが、ギランが「たらったらああ~~」と意地悪そうにわざと難しい音階を出すものだから、リッチーが戸惑う場面も・・このあたりから不仲が始まったのか?(笑)

6.Lazy
 
 ジョンのキーボ大爆発。

 ブルースをここまでハードなロックに昇華できるのは凄い。

 ROGER GLOVERのジャジーで痒いところに手のとどくベースが絶品。

 ロシアン・フォクスバットのグレンもカバーしているが、やはりこういうシャッフルベースはロジャーが一枚上手。
 
7.Space Truckin’

 この曲、2期パープルの傑作のひとつ。
というか、このアルバム、誰が評価しても最高!という曲だけがセレクトされているのだ。
 後半長い長いアドリブ・パートが展開されるが、リズムセッションはさぞかし疲れるだろう。IAN PAICEのライドシンバルをずっとチチチチチチチ・・と叩く片手16ビートの速さといったら!

 ムリだ。いくら練習しても。

 習得のスピードより老化のほうが早い(笑)。

 ベースのドデドデというスタビリティとリズムキープが難しいフレーズ、ロジャーは2本指で、グレンはピックでやってます。どっちも上手い。

ぶ~ひょろおお~グゴギ!

 という抽象的かつアバンギャルドなキメで、何がおこったかわからず、戸惑う聴衆。
 このへんがライブの醍醐味であります。





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最終更新日  Mar 5, 2006 12:11:36 PM
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