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カテゴリ:洋楽(ロック・クロスオーバー)
2nd Albumを今聴きなおしております。 さすがこれだけのミュージシャンの集い。 捨て曲がないのは大したもの。 かつての「トヨタ自動車」の80点主義というスローガンを思い出した。 ファーストに比べるとギターがちょっと大人しいかな。というかこのころから主導権争いがあったのかもしれない。 しかしGEOFFREY DOWNESは曲を美味しくするキーボの天才ですな~。 ★★★★。 1.Don't Cry キュンキュンとキレたようなキーボの音色がいい。 メロディが心地良く、いつまでも頭の中で自動演奏してしまう。 だがただのポップにならないのはこのパーマーのなんとなく落ち着かないドラムが効を奏しているのかもしれない(笑)。 2.The Smile Has Left Your Eyes 邦盤ポップに通じる何か・って、あっちがマネしたのか。 なんか耳に覚えが。パーティで演奏したら気持ちいいかな。 ミラーボールとか回したろうか(笑)。 3.Never in a Million Years 4つ星のAORだね~。 もちょっとイントロ、ベベンベンと重戦車風に迫ってもよかったか。 それからキメがちょっと幼稚すぎないかという気も(それは前作のTIME AGAINでも感じたことであった)。 この時期ゆえ打ち込みが目立ち、スーパースターが機械に従属しているような感覚もある。 ここでもキーボのフレーズと音色がうまい。 4.My Own Time 映画のタイトルバックにいかがか。 ドッ、ドドドツ、という良く言えば動きのいい、悪く言えば工事現場のようなバスドラ(笑)。 ハウのギターが精一杯自己主張しようとしているが埋没気味。 私がプロデューサーだったらもっとベースとギターを全面に出してドラムの音を引っ込めるが。 5.The Heart Goes On おお、この曲に感動しない人がいればよほどの音痴か、・・・ 音楽のわかった人であろう(笑)。 いいじゃありませんか・・・。 私はもうエイジアにオルグられているので(笑)、無条件によしとしたい。 こういう曲はウェットンのボーカルの味がいいからこそ生きてくるのだろう。 6.Eye to Eye パーマーのドラミングが楽しめる(笑)。 なんだこの(笑)は。 ウェットンのベースも他の曲ではもったいないくらいに埋もれているのだが、ジャリジャリと精一杯いがらっぽく、全体のサウンド構成に貢献している。 7.The Last to Know こういうのをパワー・バラードとでもいうのだろうか。AORっぽいけど結構存分に荒れていて、聴きごたえはある。 8.True Colors 劇的なナンバー。良くも悪くもエイジアらしい。 サビがSole Survivorにあまりにも似すぎてないかなあ。 9.Midnight Sun このアルバムの中ではどことなくイエスの香りがする作品。 ハウのソロもかなりいい感じだ。 10. Open Your Eyes 曲の出来はすごくいい。 賛美歌のようなキーボとナタで割っていくようなベースの対置が面白い。 エンディング、Open Your Eyesを繰り返されているうちに瞑想に入りこみますね。 過去世に戻ろうと思ったんだけど、シンバルがチンチンとうるさいな(笑)。あんたはチンドン屋かっ!(笑)。でも会ったらサインもらってしまうであろう(笑)。 まあ、こういうところがプログレやってるよね。 しかしハウのギターがこれから、というときにフェードしてしまうのは残念だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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