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テーマ:バンドマンの語り場(1285)
カテゴリ:エリック・クラプトン解説
なんだ、レイラ入ってないな~なんてぼやきながらレコードに針を落とした覚えがあります。で、1.のゴードンのカッコイイ片手16ビートのドラム、そしてカール・レイドルのベースがかぶさってくるあたりにぞくっと来たものです。
「いいじゃないかーっ!」 ジム・ゴードンのスッキリと垢抜けたドラムがとにかくいいです。 でも・・選曲がイマイチなのと、ややオトがスカスカしているので★★★★。 いっしょにやってた人たちもずいぶん亡くなっていますね~。 クラプトンもちょっと森繁久弥状態とでもいおうか・・。 1.Why Does Love Got to Be SO Sad ここでのギターソロはかなり長いが決してダレことなく、実にいい感じで弾いています。 私もここのところが弾けるようになりたいな。 スタジオ盤では、こんなにいい曲だとは気がつきませんでした。 2.Got to Get Better in a Little While 幻の2枚目に入るはずだった曲といわれます。 からりとしたアメリカンロックっぽさがある曲だと思います。 ベースは割りにゴリゴリした音で演ってます。 3.Let It Rain このドライブ感、ドゥービー・サウンドの魁みたいですね。 中間部のギターはのけからハイテンで、おおっどうしたんだと狼狽しました。 ボビー・ウィットロックのキーボも華があっていいですね~。 ゴードンのドラムソロは、当時の最高レベルでしょう。 4.Presence of the Lord ブラインド・フェイスからの名曲。 イントロから待ってました~の拍手。誰もがそんな気持ちになりますよね。 なんていい曲なんだ~~。 でもこの曲はドラムがアフロでドタバタしてないと落ち着かないよ~。 という人はかなり脳内にジンジャー物質が蓄積している恐れがあります。 ドラマーにとっては実は恐ろしい病気なです・・。 ギターソロもブラインド・フェイスでのようにキレがなく、ちょっと中途半端かな。 ちょっと薄味京料理でベルボトム・ブルースみたいになってしもうたかも。 5.Tell Me the Truth この「のったり」したテンポを楽しみますかね。 ついベースにばかり耳がいってしまうな~。特に動きが激しいわけではないのですが、なぜか気になるレイドル。 もはや叶わぬことですが、いちどインドの哲学者のようなこのベーシストをナマで見たかったものです。 6.Bottle of Red Wine こういうシャッフルでのゴードンのノリは実にナチュラルで、若き日のジェフ・ポーカロがスティーリー・ダンでのレコーディングのとき、彼ならうまくできるのに!と嘆いたというじゃあ~りませんか。 おっとこの話はもう使っていましたね・・(笑)。 7.Roll it Over なんともヘンテコなイントロです。 なんとも不可思議なコード進行です。 ちょっとネタ切れだったかな? というようなことを言うと怒る人もいますか。 どうもいつも途中で飛ばしてしまうのであった。 8.Blues Power-Have You Ever Loved a Woman Blues Power・・この曲もちょっと飽きてきますかね。 クラプトンがノリノリで色々な弾き方をしているのでギタリストには飽きているヒマなぞないかも。なにも10分もやらなくって・・とは思います。 Have You Ever Loved a Woman・・クラプトンの小さい口をあけながらプレイしている表情が見えてくるような・・。 凄いっす。こういうギターソロなら何分でも聴いていたい。 /////////////////////////// ユニバーサルインターナショナル デレク・アンド・ドミノス/ライヴ・アット・ザ・フィルモア お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Dec 25, 2010 03:31:29 PM
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